JaSST tokai

JaSST’24 Tokai 開催概要

2024年12月20日(金)

オンライン開催

開催概要

JaSST’24 Tokai 参加のお誘い

「テストの今日から明日、そして未来へ、一緒に考え、探っていこう!」
私どもソフトウェアテストシンポジウム東海実行委員会では、ソフトウェアテスト技術の向上ならびに地域技術者の交流を図るため「ソフトウェアテストシンポジウム(JaSST)」を開催して参りました。今年度の「JaSST'2024 Tokai」は、12/20 に、昨年度と同様にオンラインにて開催する予定です。

今回のJaSST Tokaiでは、「テストの今日から明日、そして未来へ、一緒に考え、探っていこう!」というテーマの下、今日のテストにおける課題、明日のテストに向けた挑戦、そして更にその先の未来のテストについてみなさまと議論したいと考えております。

近未来の技術としてテストへの応用も始まっております「AI」の各種技術、我々東海地域におきましても、ソフト開発/テストへの取り込みが盛んになってきていると感じております。
一方で、それらの技術に取り組むには、組織においてテスト活動の基盤がしっかりと出来ていることが前提となっております。
しかし、実際の開発/テスト現場を見る限り、そもそも「テストを書く」という文化が根付いていない、つまりは近未来の技術に取り組むための準備が出来ていない現場が多いのではないかと感じております。

そこで本シンポジウムでは、従来より「今日のテスト」における大きな課題となっている「テストを書く」という文化の醸造、つまりは「明日のテスト」に取り組むための足場固めをいかに進めていくかについて改めて議論するとともに、その上で「明日のテスト」として実現が見えてきている「AI を活用したテストの効率化」、さらにはその先の「未来のテスト」における未知の課題や技術についてみなさまと一緒に考え、そして探っていきたいと思います。

オンライン開催ではありますが、みなさまと活発な議論が出来るよう、前年度までの経験を活かしつつ実行委員一同で知恵を絞って参ります。今年もぜひともJaSST Tokaiをよろしくお願いします。

JaSST'24 Tokai 実行委員長 矢野 恵生

JaSST’24 Tokaiにはおかげさまで多くの方にご参加をいただき、盛況のうち終了しました。
多くのご参加をいただき有難うございました。

当日の各種資料は セッション情報 に添付しております。ぜひご覧ください。

セッション情報

※こちらで公開している内容はプログラム情報の一部となります。
またプログラムの内容は、都合により予告なく変更させて頂く場合があります。予めご了承ください。
ブラウザの更新機能で最新版をご確認下さい。

基調講演

S2)組織にテストを書く文化を根付かせる戦略

自動テストを「書く」ことをしてこなかった組織に対して、テストを書く文化を根付かせるのは、一朝一夕では成し遂げられません。本講演では、組織にテストを書く文化を根付かせるための試みとして、まずテストを書く意義について改めてまとめ、価値と原則を踏まえた戦略についてお伝えいたします。

顔写真

和田 卓人(タワーズ・クエスト)

プログラマ、テスト駆動開発者
学生時代にソフトウェア工学を学び、オブジェクト指向分析/設計に傾倒。執筆活動や講演、ハンズオンイベントなどを通じてテスト駆動開発を広めようと努力している。
『プログラマが知るべき97のこと』(オライリージャパン、2010)監修。『SQLアンチパターン』(オライリージャパン、2013)監訳。
『テスト駆動開発』(オーム社、2017)翻訳。『事業をエンジニアリングする技術者たち』(ラムダノート、2022)編者。テストライブラリ power-assert-js 作者。

特別講演

S4) 大規模言語モデル・対話型生成AIによるテスト支援の広さと深さ

GPT/ChatGPTをはじめとした大規模言語モデル(LLM)・対話型生成AIの普及・進化により、非定型な入出力を扱う多様なタスクを、高精度で柔軟に自動化・半自動化する可能性が大きく広がり、非常に盛んな追及が行われている。
本講演では、テストのためのLLM/AI活用という観点から学術研究などの動向を紹介し、単に「LLMにやらせてみる」にとどまらない、今後の展望について議論する。

顔写真

石川 冬樹(国立情報学研究所)

ソフトウェア工学および自律・スマートシステムの研究教育に従事。近年では機械学習型のAIシステムや自動運転システムに対するテスト自動生成、欠陥分析、自動修正、形式モデリング・検証などの研究に注力。
トップエスイープログラム代表、AIプロダクト品質保証コンソーシアム運営委員長なども務め、実践研究、技術普及、ガイドライン策定などの活動も広く行っている。
令和6年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(研究部門) 共同受賞。
2020年度 IPSJ/IEEE Computer Society Young Researcher Award 受賞。

SIG

  • S5-1) アジャイル井戸端会議

    kyon_mm(デロイトトーマツコンサルティング 合同会社)

  • S5-2)お悩み相談 ~組込み開発のテスト自動化やCI/CTについて相談しよう~

    森 貴彦(組込みCI研究WG)
    林 宏昌(組込みCI研究WG)
    喜田 由伎於(組込みCI研究WG)

  • その他のセッション

  • S0) オープニングセッション

    JaSST Tokai 実行委員会

  • S1) スポンサーセッション

  • S3) ライトニングトーク(LT)

    橋本一輝(bubo)
    喜田 由伎於
    はやし ひろまさ(組込みCI研究WG)
    JaSST Tokai実行委員会

  • S5-3)品質文化を語ろう ~知識と経験のタペストリー~

    大平 祐介(ログラス)
    Mark Ward(@Mark Ward)(Markin' Quality / グロービス)
    鈴木 順仁(Sansan)
    miisan(令和トラベル)
    KEN-san(JaSST Tokai 実行委員会 / GO)

  • S5-4)【テスト設計初心者向け】テスト観点からテストケースを作ってみよう!

    山上 直宏(JaSST Tokai 実行委員会)
    蛸島 昭之(ビジネスキューブ・アンド・パートナーズ)

  • S6) クロージングセッション

    JaSST Tokai 実行委員会

  • スポンサー情報

    JaSSTプレミアムスポンサー協賛企業

    JaSST’24 Tokai スポンサー協賛企業

    JaSST’24 Tokai 実行委員会

    実行委員長

    矢野 恵生 (JaSST Tokai 実行委員会)

    実行委員

    岡田 雄介 (JaSST Tokai 実行委員会)
    奥村 健二 (JaSST Tokai 実行委員会)
    川元 雄太 (JaSST Tokai 実行委員会)
    鈴木 正人 (JaSST Tokai実行委員会)
    蛸島 昭之 (ビジネスキューブ・アンド・パートナーズ)
    林 宏昌 (JaSST Tokai 実行委員会)
    見澤 広志 (JaSST Tokai 実行委員会)
    森 貴彦 (JaSST Tokai 実行委員会)
    山上 直宏 (JaSST Tokai 実行委員会)

    アドバイザ

    池田 暁 (クオリティアーツ)
    吉澤 智美 (日本電気)

    お問い合わせ

    E-mail:tokai-inquery@jasst.npoaster.jp

    ※本アドレスで受けられるメールの最大容量は100MBとなっておりますのでご注意ください