ソフトウェア開発をはじめとする「ものづくり」において必要なのは、プロダクトの質とプロセスの質を両方とも確保することである。プロダクトの質の確保に重要な技術としてテストを含むV&Vがあるが、 現場では苦労が絶えない。またプロセスの質を確保するためには「悪さ」の情報を垂直・水平に展開し活用することで技術や組織を融合する必要があるが、現場では四苦八苦している。 そこで本講演では、テストのプロセス改善と、テストによるプロセス改善の両方について、ヒントとなる考え方を述べる。 |
ソフトウェアテストライフサイクルプロセス(STLCP)の重要性が強調されるようになってきた理由について、述べるとともに、STLCPにおけるテスト技法の位置づけを明らかにする。 次に、ソフトウェアテスト技法ポジショニングマップを提示しマップの使い方と、今後の展望について述べる。 最後に、ソフトウェアテストの十分性をコストの面でレビューする品質コストの考え方について説明する。 |
代表的なレビュー技法の1つとしてインスペクションが挙げられますが、「堅苦しい」「大変そう」と現場からは敬遠されがちかと思います。プロセス改善を始めたばかりの組織において、 如何にしてインスペクションを導入し、定着させるに至ったか、またその効果について、実際の体験談を元にお話します。 |
テスト者が、いくら高度なテスト技法を習得していても、必要な情報を把握していなければ、不具合を見逃してしまいます。そして、プロジェクトが大きくなる程、一個人が隅から隅まで仕様を把握することは難しくなります。 そこで、システムの全体像、機能間の繋がり、機能毎の品質を表すマップを作成し、テスト者間の情報共有を図りました。この取り組みにより得られた効果や、管理方法について発表します。 |
テストを行う際,いきなりテストケースを書き始めていませんか。
いきあたりばったりにテストケースを作成するとなかなかバグがヒットしないといった場面に遭遇したことはありませんか?
これは本来行うべきテスト分析とテスト設計が行われていないことがひとつの原因です.
本ワークショップでは、テストケースの前に行わなければならないテスト分析とテスト設計という作業を、マインドマップを使って体験します。
頭も手も沢山動かして,テスト脳を活性化させてみませんか?
デンソーの成長を支えてきた基本理念、スピリットを紹介する。 そして、デンソーでの30年にわたる会社生活の中で、自ら描いてきた夢、修羅場をくぐり抜けてきた確信から私の考える技術者魂について説明する。 これからの時代、個人・会社の持続可能な成長にはモチベーションとイノベーションが必要不可欠であるが、技術者魂こそ、これらを実現する重要なファクターである。 |
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