JaSST niigata

JaSST’25 Niigata 開催概要

2025年9月12日(金)

NINNO(ニーノ)+オンライン開催

開催概要

JaSST’25 Niigata 参加のお誘い

今年で15回目となるJaSST Niigataは、「デジタル時代におけるUXの考え方」をテーマといたしました。

昨今のQA/テスト領域においては、技術・時代・ニーズにフィットした幅広い知識が求められているように思います。
昨年のJaSST'24 Niigataでは、同年の改正障害者差別解消法の施行に伴い、QA/テストの文脈でもアクセシビリティへの関心の高まりを感じたことから、その背景や実際の取り組みについて学ぶための機会を提供し、多くの参加者から好評の声をいただきました。
本年度はユーザーへの更なる価値提供について探求すべく、UX(ユーザーエクスペリエンス)をテーマとすることに決定し、広義のUXに触れたり、UXについて学ぶきっかけを提供できたらと考えております。
各講演者の発表を通じてUXに関する事例を知っていただき、品質保証活動にどのように生かしていくか?を発見する機会になれば幸いです。

多くの皆様のご参加を実行委員一同、心よりお待ちしております。

JaSST'25 Niigata 実行委員一同

JaSST’25 Niigataにはおかげさまで90名の方にご参加をいただき、盛況のうち終了しました。
多くのご参加をいただき有難うございました。

当日の各種資料は セッション情報 に添付しております。ぜひご覧ください。

ASTERレポーターによる JaSST参加レポート も併せてご覧ください

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セッション情報

※こちらで公開している内容はプログラム情報の一部となります。
またプログラムの内容は、都合により予告なく変更させて頂く場合があります。予めご了承ください。
ブラウザの更新機能で最新版をご確認下さい。

基調講演

デザインから考えるアプリにおける品質とは?

1990年代にインターネットが普及し、2007年にはiPhoneが登場してから、人々にとってのデジタルプロダクトと人間との関係性は、この35年ほどで大きく変化しました。今やスマートフォンやアプリは、人間に最も近い電子端末であり、それらのデザインに関わるということは、人間に最も近い部分をデザインすることだと言っても過言ではありません。そうした中で、ペルソナに対する考え方、体験設計のアプローチ、ビジュアルに対する価値観も、アプリ特有のものとして発展してきました。

今回、私が2011年にフラーを共同創業し、アプリづくりに10年以上関わり続けてきた経験をもとに、「アプリの世界における“良いもの・良い品質”とは何か」について、デザインという視点から紐解いていこうと思います。

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櫻井 裕基(フラー)

1989年生。新潟県出身。国立長岡工業高等専門学校卒業、千葉大学工学部デザイン学科卒業。2012年に共同創業者としてフラーに参画。「NHKキッズ」(第13回キッズデザイン賞受賞)、「なやさぽ」(2024年度グッドデザイン賞受賞)など数多くの案件を担当。現在は取締役CDO兼デザイングループ⻑(最高デザイン責任者 Chief Design Officer)。長岡造形大学非常勤講師、千葉大学非常勤講師も務める。ユメは世界一働きやすい会社を創ること。

事例発表

自分たちがターゲットになりにくい業務アプリケーションのユーザビリティを担保する取り組み

UI設計やそのレビューにおいて、「ユーザー視点で」という言葉を聞くことがあります。しかし、プロダクトのなかには、特定の業務に特化し、設計者や開発者自身がユーザーになりにくいプロダクトもあります。この場合、その視点はどのように獲得し、UIを設計し、検証するのでしょうか?業務アプリケーションにおける「ユーザー体験」とは何なのでしょうか。
このセッションでは、会計事務所の職員の方々という、自身がなかなかユーザーになりにくいターゲットに向けた業務アプリケーションを、どのような思考で設計し、ユーザビリティを担保したのか、その具体的な取り組みを紹介します。

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森川 裕美(freee)

九州大学芸術工学府修了後、大手印刷会社の技術部門を経て、2021年にフリー株式会社に入社。プロダクトデザイナーとして会計領域のプロダクト開発に携わる。
エンジニアとしてキャリアをスタートし、フロントエンド開発からUI設計、UXリサーチ、アジャイル開発と経験の幅を広げてきたことから、動的なWebUIをもつ業務アプリケーション設計とチーム開発を得意とする。
2025年3月にプロダクトマネージャに転身し、新規プロダクト開発にチャレンジ中。

事例発表

一次体験を起点にしたUX改善の取り組み

ビットキーでは、日々の暮らしや働く場での「体験の分断」を解消するためのサービスを提供しています。サービスのUXを改善する上で、私たちは導入後のプロダクトを体験し、ユーザーの声を聞くことを大切にしています。
本セッションでは現地訪問・ヒアリング・プロトタイプでの検証といった取り組みを通じて、デザイナーがどのようにプロダクトの品質向上に関わっているかを実際の事例とともに紹介します。

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Natsuho Ide(ビットキー)

2019年新卒で写真販売サービスを展開する企業にソフトウェアエンジニアとして入社し、約1年開発業務に従事。
その後デザイナーにキャリアチェンジし、Web制作会社でアプリやサイトのデザインを経験した後、2024年に株式会社ビットキーへ入社。
現在はプロダクトデザイナーとしてiOSアプリのデザインをメインに、オフィス向けプロダクトのUX改善や新機能開発に携わる。

情報交換会・LTセッション(現地参加のみ)

情報交換会では、テーマ:自由/持ち時間:5分 のLTセッションを設ける予定です。
登壇を希望される方はチケット申込時のアンケートにて参加希望でご回答ください。

※希望者多数の場合には抽選となる可能性がございます。
※資料の投影が必要な場合はご自身の端末で行なっていただきます。

その他のセッション

  • オープニングセッション

    JaSST Niigata 実行委員会

  • クロージングセッション

    JaSST Niigata 実行委員会

  • スポンサー情報

    JaSSTプレミアムスポンサー協賛企業

    JaSST’25 Niigata ゴールドスポンサー協賛企業

    JaSST’25 Niigata シルバースポンサー協賛企業

    JaSST’25 Niigata 開催情報

    名称

    JaSST'25 Niigata
    ソフトウェアテストシンポジウム 2025 新潟
    「デジタル時代におけるUXの考え方」

    日程

    2025年9月12日(金)

    場所

    NINNO(ニーノ)+オンライン開催

    主催

    特定非営利活動法人 ソフトウェアテスト技術振興協会 (ASTER)
    JaSST'25 Niigata 実行委員会

    参加費

    オンライン参加・現地参加のみ:3,300円(税込)
    現地参加+情報交換会:6,600円(税込)

    ※情報交換会料金の設定について
    今年度は情報交換会+懇親会の形式で、食事等の提供も行います。
    準備の都合上、当日の急な参加への変更はお受けできませんので、ご了承ください。
    情報交換会への参加を希望される方は、申し込みの際にお間違いのないようご注意ください。

    協賛

    一般社団法人IT検証産業協会(IVIA)
    組込みシステム技術協会
    NPO法人組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会(SESSAME)
    高品質ソフトウェア技術交流会(QuaSTom)
    システム開発文書品質研究会(ASDoQ)
    情報サービス産業協会
    情報処理学会 組込みシステム研究会
    情報処理学会 ソフトウェア工学研究会
    ソフトウェア技術者協会
    電子情報通信学会 ソフトウェアサイエンス研究会
    TOPPERSプロジェクト
    日本科学技術連盟
    日本信頼性学会
    日本ソフトウェア科学会ソフトウェア工学の基礎研究会
    日本品質管理学会 ソフトウェア部会
    派生開発推進協議会

    JaSST’25 Niigata 実行委員会

    実行委員長

    田邉 澄春 (ウイングアーク1st)
    西條 広晃 (マネーフォワード)

    実行委員

    小原 勇揮 (ウイングアーク1st)
    小池 隆宗 (ウイングアーク1st)
    笠原 宏 (JaSST Niigata 実行委員会)
    勝山 秋比古 (フラー)
    永井 潤也 (ウイングアーク1st)
    森山 英幸 (NS・コンピュータサービス)
    渡邊 大輔 (ウイングアーク1st)

    アドバイザ

    伊藤 潤平 (ウイングアーク1st)

    お問い合わせ

    E-mail:niigata-inquery@jasst.npoaster.jp

    ※本アドレスで受けられるメールの最大容量は100MBとなっておりますのでご注意ください