初めてのJaSSTが東京で開催されて10年。北海道の地にJaSSTが登場して7年が経ちました。 その間、テストはメジャーになり、テスト設計という言葉も定着し始めました。ドッグイヤーという言葉を持ち出すまでもなく、ソフトウェア開発を取り巻く環境はめまぐるしく変化しています。 テストの環境はその変化に追いついているでしょうか?テスト設計という言葉が単なる飾りになってしまっていないでしょうか? 十年一日のごとく、テストは新人に任せるもの、になっていませんか?なによりみなさん、楽になっていますか? 今回の講演ではテスト設計という言葉が使われだしてから最近に至るまでのテスト技術などについて振り返りってみます。そして、そこから得られる普遍的なこと、進化したことを整理し、 これからのみなさんの仕事をよりよく充実したものにするには何をすればよいかを考察します。 |
弊社が提供するASP型の旅行会社基幹システムのある画面について、ユーザーから「やりたいことができない」との指摘を受けて画面改修することになった。 本件では、スープカレー表を使って取り組んだ事例を紹介し、スープカレー表がどのような有効な影響を与えたかを論じる。
※スープカレー表: 「TEF道(TEF北海道テスト勉強会)」により考案されたマトリクスで、縦軸に機能、横軸にユーザー観点(非機能)を並べた表。 縦軸に並べた機能を、ユーザー観点にくぐらせることで、各機能のテストをよりユーザーの観点を盛り込んだテストをする目的で作られた。
皆さんのコードインスペクションを行う動機は何でしょうか?アプリケーションの品質を向上させたい、トラブルを収束させたい等の現状打開策の一部として実施する場合や、
とにかく現状を知りたいといった状況把握のための測定も含まれる場合もあります。しかし、どのような着眼点で何を見ると効率的・効果的か?という議論は一般には語られていません。
本発表では、実際にプログラム数百本の公開レビューを行い、新米品質エンジニアの頭の中をお見せしたいと思います。8年にわたる経験を中心に、実践的なノウハウやコツを参加者の皆様と共有します。
例年好評のライトニングトークスを今年も開催します。
昨年は9名の勇士により、キレのあるゴングショーが繰り広げられました。
今年は、自分の流儀を熱く語ってもらいましょう!!
テスト設計の経験がある技術者向けのワークショップです。
事前にテスト設計を行い、その結果を持ち寄ってグループ議論していただきます。あなたの現場ノウハウを是非ご披露ください。
テスト設計結果のサンプルは以下を参照ください。
【JaSST'11 Tokyo テスト設計コンテスト】
https://jasst.jp/archives/jasst11e.html#project4
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