セッション 0
(JaSST九州実行委員会)
セッション 1
榊原 彰 (日本アイ・ビー・エム)
セッションの内容
今日われわれを取り巻く世界にはITが溢れています。社会が国際的・経済的に大きく変化する中、ITの活用場面やITに求められる要求もまた大きく変化する兆しを見せています。ビッグ・データ、モバイル・ファースト、M2M、サイバー・セキュリティ等、さまざまなトレンドが波のように次から次へと生まれては社会インフラや企業活動に広範に迅速に活用されていく現在、その反面複雑に絡み合ったシステムが連鎖的に崩壊するリスクも大きくなっています。未来社会においてITシステムはどのように構築されるべきでしょうか。
本講演では、社会におけるITが今後どのように変化していくのか、その中でIT技術者がどのように振舞っていくべきか、その際の品質をどのように担保するかを、最新の技術や事例を踏まえて議論します。
講師プロフィール
1986年日本アイ・ビー・エム株式会社入社。SEとして多数のシステム開発プロジェクトに参画。専門はアーキテクチャ設計技術。2006年から同社東京基礎研究所にてサービス・ソフトウェア・エンジニアリングの研究に従事した後,グローバル・ビジネス・サービス事業CTO(最高技術責任者)を経て、現在スマーター・シティ事業CTO。IBMディスティングイッシュト・エンジニア(技術理事)。
著書・訳書に「SEの基礎知識 アプリケーション開発技術」(リックテレコム)、「ソフトウェア品質知識体系(SQuBOK)ガイド」(オーム社)、「MDAモデル駆動アーキテクチャ」(エスアイビー・アクセス)、「ソフトウェアエンジニアリングの基礎知識体系 ?SWEBOK-」(オーム社)、「Eclipseモデリングフレームワーク」(翔泳社)、「実践ソフトウェアエンジニアリング」(日科技連出版社),「プロブレムフレーム」(翔泳社)、「システムアーキテクチャ構築の原理」(翔泳社)、「実践アジャイルテスト」(翔泳社)などがある。
ACM、IEEE Computer Society、情報処理学会、プロジェクトマネジメント学会の各正会員。NPO法人ソフトウェアテスト技術振興協会(ASTER)理事。日本ファンクションポイントユーザー会(JFPUG)役員。
セッション 2
セッション 3-1
きょん
講師プロフィール
(@kyon_mm) テストアーキテクト
Java, .NETなどのWebアプリのサーバーサイドやWebフレームワークなどの開発やテスティングに従事。参加しているプロジェクトでのテスティングを主導しつつ、社内の各プロジェクトのテスティングに関してコーチをする。テストにつかうプログラミング言語はGroovyを愛用しているが、社内では関数型言語を始めとする様々なものを使用している。原則としてテストは自動でやるものだと考えている。TDDBootCamp、SCMBootCamp、TDD eXchange、Nagoya.Testingなどの勉強会で講師や主催をしている。
セッション 3-2
イワノフ
講師プロフィール
(http://neozest.jp/) フリー
大手コピー機メーカー品質管理部テストスーパーバイザー、大手携帯電話メーカー開発部を経て、現在はフリーランスのWEBディレクター/WEBデザイナー。テストデータの統計を取り、新たな不具合や、これまでの不具合の解析、テストスケジュールの進捗管理などを行っていた。
セッション 4
細川 宣啓 (日本アイ・ビー・エム)
セッションの内容
欠陥エンジニアリングという未踏分野が注目されています。未だに欧米ではエンジニアリング研究が進んでいない「欠陥」を科学することで、開発者、PM、経営者等にとって様々な利得について考察します。
今後のIT産業発展の一翼を担う欠陥エンジニアリングの技術について歴史的俯瞰、今までなぜ普及しなかったのか、そしてどこに向かうべきなのか?を議論し、九州から日本全国と世界に向けて新しいレビューやテストの概念を提案します。
講師プロフィール
日本アイビーエム株式会社 東京基礎研究所 サービスサイエンス
1992年日本アイビーエム株式会社に入社。様々なSIプロジェクト、品質保証組織、Rational事業部を経て現在IBM東京基礎研究所にてサービスサイエンス研究に従事。
品質保証組織時代に開発した独自の品質検査技術、トラブルレスキューの経験を生かし、現在は品質技術、品質管理、欠陥研究等幅広い技術を担当。品質レビュー、テスト、品質管理、見積り技術等多数の雑誌・記事の執筆の傍ら、日本科学技術連盟SQiP研究会の主査等、国内外での品質系技術の普及啓蒙を行う。
2008年4WCSQ Washingtonにて日本代表として登壇発表。NPO法人ASTERにて欠陥研究のプロジェクト「Project Fabre」をリード。
セッション 5
西 康晴 (電気通信大学)
セッションの内容
お世辞にも品質が良いとは言えず四苦八苦してテストしているけれど、正直なところどうテストしていいか分からない、というあなた。テストの設計だのテスト技法だのと言われてもウチの現場には関係ないや、というあなた。テストのスキルは付けたいし勉強もしてるけど仕事に役立ってないよ、というあなた。そんなあなたに、明日からちょっとずつテストの腕を上げられる方法をお見せしましょう。そして、とっても腕が上がったらどんなテストができるようになるか、をちょっとだけお見せしましょう。
講師プロフィール
電気通信大学 大学院情報理工学研究科
総合情報学専攻 経営情報学コース 講師
NPO法人ソフトウェアテスト技術振興協会(ASTER)理事長、ISO/IEC JTC1/SC7/WG26(ソフトウェアテスト・ISO/IEC29119)国内委員会主査、財団法人日本科学技術連盟ソフトウェア品質委員会(SQiP)副委員長、NPO法人組込みソフトウェア管理者技術者育成研究会(SESSAME)副理事長などを務める。電気通信大学にてソフトウェアのテストや品質、安全性、開発組織の品質経営などについて研究や教育、コンサルティングを行う傍ら、ソフトウェアテストのビジョナリーとして「現場に笑顔を」をキーワードに飛び回っている。
セッション 7-1
きょん(@kyon_mm) テストアーキテクト
セッションの内容
事例発表できょんが10分では収められなかった部分について発表します。
仕事の進め方、使っているツール、必要とされるスキル、強いチーム、勉強の仕方などになります。
質疑応答などの時間もつくりますので、これから結合テストの自動化を考えている方はぜひご参加ください
セッション 7-2
モデレータ:
野中 誠 (東洋大学)
パネリスト:
榊原 彰 (日本アイ・ビー・エム)
細川 宣啓 (日本アイ・ビー・エム)
西 康晴 (電気通信大学)
セッションの内容
講師の方々がパネリストとして登壇し、みなさんに、夢と元気を持ち帰っていただけるよう、現場の技術者・管理者が抱える悩みとその処方箋についてそれぞれの視点から語ってもらいます。
こうご期待!
セッション 8
JaSST'13 Kyushu では、事前のアンケート結果をもとに、「テストマネージメントで使っている道具は?」と「どんな技術者になってほしい/なりたいですか?」というお題について、来場いただいたみなさんに思い思いに付箋に書いていただき貼り付けていただきました。付箋はみなさんの想いで木になりました。