セッション0
(JaSST新潟実行委員会)
セッション1
大西 建児 (ガイオ・テクノロジー)
セッションの内容
仕様ベースのテストを行うためには、テスト分析やテスト設計のインプットとなるテストベースが揃っていることが大前提になります。
しかしながら、テスト技術者が求めるだけの完全なテストベースが存在する国内の開発組織を見ることは少ないでしょう。
たとえテストベースが存在していたとしても、テストの目的や方針、戦略があいまいだと、テスト対象をテストアイテム化し、テスト条件を導くというテスト設計のための初期の一連の流れがスムーズにできなくなってしまいます。
本講演では、ISTQBのシラバスに基づいた基本的なテストプロセスやテスト手法の考え方を基に、仕様ベースのテストを上手に進めるための考え方やTIPSをお話しします。
講師プロフィール
ガイオ・テクノロジー(株) エバンジェリスト/チーフコンサルタント
電機メーカーにて電力会社向け給/変電制御システムの品質保証を担った後、外資系通信機器ベンダーにて携帯電話交換機のシステムテスト行うなど約10年に亘りシステムの検証や評価に携わった後、要件や仕様のとりまとめなどプロダクトマネジメントを経験。
その後、現在までソフトウェアテストやソフトウェア品質改善を中心にコンサルやトレーニングに携わるとともに、国産ツールベンダでエバンジェリストとして自社テストツールの普及につとめている。
またNPO法人ASTERやISTQBとJSTQB、JaSST東京などでの社外活動や、執筆、講演などに幅広く取り組んでいる。
主な著書・執筆活動
ソフトウェアテストPress(技術評論社)をはじめとした技術誌やWEBサイトへの寄稿などでも執筆多数
セッション2・3
鈴木 三紀夫 (MRTコンサルティング)
セッションの内容
いきなりテストケースを書き始めていませんか。
いきあたりばったりにテストケースを作成していると、さまざま問題に遭遇することになります。
これは本来行うべきテスト分析とテスト設計が行われていないことがひとつの原因です。
本ワークショップでは、テストケースの前に行わなければならないテスト分析とテスト設計という作業をマインドマップを使って体験します。
頭も手も沢山動かして、テスト脳を活性化させてみませんか?
(注)
当日は最低でも4色(赤・青・緑・黒)のボールペンをお持ちいただけますようお願いします。
講師プロフィール
10数年の現場経験を踏まえ、要件定義とソフトウェアテストに関する教育およびコンサルテーションを実施。
主な著書「マインドマップから始めるソフトウェアテスト」(共著)
日本科学技術連盟 SQiPソフトウェア品質委員会 運営委員
情報処理学会 情報規格調査会 SC7/WG26 エキスパート
特定非営利活動法人(NPO法人)ソフトウェアテスト技術振興協会 理事
情報サービス産業協会 要求工学知識体系企画WGメンバ
JaSST東京 実行委員
JSTQB 技術委員会 副委員長
派生開発推進協議会 運営委員
セッション4
齋藤 達也 (新潟ソフトウェア開発勉強会)
セッションの内容
「新潟ソフトウェア開発勉強会」こと「すわにい」は、新潟でソフトウェア技術者の交流と親睦を深め、新潟のソフトウェア技術の向上目指す団体です。
月に1度集まって読書会やソフトウェア関連のフリートークを行っています。
現在その活動の一つとして、SESSAMEの公開している「話題沸騰ポット 要求仕様書」のテスト設計を行っています。
その中での検討されたアプローチや、どのような形で検討が行われているのかも含め、ご紹介できればと考えています。
登壇者プロフィール
2003年IT関連企業に入社。小規模ながら開発の上流から下流までを担当。現在はリーダーとしてプロジェクトを推進。
プライベートでは、RedmineのXLS Exportプラグインで翻訳などを手がける。技術評論社の「ソフトウェアテストPRESS」をきっかけに品質に興味を持ち、JaSST'11 Niigataへ参加。新潟ソフトウェア開発勉強会の設立に関わる。
セッション5
(JaSST新潟実行委員会)