9:50~10:05 (15分) 6F 中ホール
(JaSST Kansai 実行委員会)
10:05~11:25 (80分) 6F 中ホール
セッション 1
和田 卓人(タワーズ・クエスト)
「百聞は一見に如かず」といいます。開発者自身が書くテスト、特にテスト駆動開発(TDD)を理解するには、実際に行っているところを見るのが一番です。本講演では、ライブコーディングによるデモを通じて TDD の実際の姿をご覧頂き、さらにそれを保守性や品質保証の観点から再度捉え直して高めることで、開発と品質保証の関係、開発者とテストエンジニアの協業のかたちを考えます。
和田 卓人(タワーズ・クエスト)
タワーズ・クエスト株式会社 取締役社長、プログラマ、テスト駆動開発者
学生時代にソフトウェア工学を学び、オブジェクト指向分析/設計に傾倒する。
その後様々な縁に導かれソフトウェアパターンやXP(eXtreme Programming)を実践する人たちと出会い、後のテスト駆動開発(TDD)の誕生を知る。
テスト駆動開発に「完璧主義の呪い(完璧な設計を得るまではコードを書けないし良いシステムも出来ないという強迫観念)」を解いてもらってからは、文章や講演、ハンズオンイベントなどを通じてテスト駆動開発を広めようと努力している。
『プログラマが知るべき97のこと』(オライリージャパン、2010)監修。『SQLアンチパターン』(オライリージャパン、2013)監訳。『テスト駆動開発』(オーム社、2017)翻訳。
11:30~12:30 (60分) 6F 中ホール
セッション 2
今回、JaSST'18 Kansai に協賛を頂いているスポンサー企業のセッションです。
13:40~14:25 (45分) 6F 中ホール
セッション 3A-1
中原 慶(コニカミノルタ)
既存の文化、組織構造が色濃く残る老舗メーカーにおいて、新規のサービス開発に適した開発を行うための勘所を、講演者の経験と事例を通してお話しします。
特に仮説検証サイクルをもとにしたアジャイル型開発を実践するさいには関係者を巻き込んだ要求開発が非常に重要になります。
そこで、アジャイル型開発における要求開発の導入・実施方法、関係者の巻き込み方についてお話いたします。
また、要求が満たされたことをいかにして迅速に品質保証するか、既存プロセスへの対応事例についてもお話しいたします。
14:35~15:20 (45分) 6F 中ホール
セッション 3A-2
江添 智之(バルテス)
2年前から弊社で取り組んでいる、IT業界未経験者を採用し、2ヶ月間でテスト設計の基礎をレクチャーする研修について、研修内容とその成果、そしてテスト設計エンジニアとしての素養と適性を見極める方法を講演いたします。
15:30~16:15 (45分) 6F 中ホール
セッション 3A-3
杉本 直之(京セラドキュメントソリューションズ)
昨今、人工知能(AI)、IoTが謳われている中でテストエンジニアの役割や変化そして技術力、知識の向上が、より一層求められています。
その一例として、Iotではモノとモノがインターネットのようにつながるようになり、本来繋がると想定されていなかった機器を組み合わせたソフトウェア品質保証も必要になっています。
しかし、そんな中で、モノとモノの前に立場や文化の異なる人と人(国、会社、部署)との繋がりによるコミュニケーションや問題解決力がベースとして必要不可欠な要素だと考えます。
私自身、メーカー、業務請負、開発、テストエンジニアの多様な現場を経験しての印象は、一言で申しますとお互いの「意識レベルの違い」だと感じています。
そこで、テスト、開発者がお互い納得し関係性をステップアップする要素について考えていきます。
13:40~14:25 (45分) 3F 大会議室
セッション 3B-1
風間 裕也(ワークスアプリケーションズ)
「機能設計レビュー」と聞いて、皆さんはどんな状況を思い浮かべるでしょうか?
レビュアーとレビュイーが対立した構図になっていませんか?
QAもレビューに入ってみたいけど、怖そう、難しそう…。
QAもレビューに入っているけど、何を言っていいか分からない…。
QAが参加しても意味がないのでは…。
そんな状況はもったいない!
レビューは開発者とQAをつないで、より良い製品にするチャンスです。
このセッションでは、開発者とQAが一緒にレビューをして、 みんなが納得しながら開発を進めるコツをお話しします。
14:35~15:20 (45分) 3F 大会議室
セッション 3B-2
吉川 努(ベリサーブ)
設計したテストケースでは発見できずテスト実行者が起因となって発見される不具合がある。そのような類の不具合は現行のテストケースでは発見できないため、不具合を分析し、プロジェクト期間中にテストケースを補強する必要がある。本発表では、様々な状況下に置かれる現場での対応の仕方に触れながら、ロジックツリーでどのように不具合を分析し、テストの補強につなげたかを紹介する。
15:30~16:15 (45分) 3F 大会議室
セッション 3B-3
大段 智広(てすにゃん)
日々の業務の中で、「設計したテストを説明してもいまいち納得してもらえない」「既存のテスト設計に納得していない」などのテストの悩みを抱えたことはないでしょうか。
本セッションでは、ASTER テスト設計コンテストに参加し、チームメンバとともに「納得できるテスト設計」を行うため、どのような課題に取り組んだかをご説明し、実際に作成したテスト設計の内容をご紹介いたします。
16:30~17:30 (60分) 6F 中ホール
セッション 4
辰巳 敬三(ASTER)
ニューノーマル(New Normal)は、以前なら考えられなかったようなことが当たり前の状態になることを意味する言葉です。ソフトウェアテストの世界でもアジャイル開発、CI/CD、DevOpsの進展により、ここ数年で以前は考えられなかったことが当たり前になってきました。今ほど社会やビジネスの動きがシステム開発技術と密接に連動して新たなテストのアプローチが生み出されている時代はなかったのではないでしょうか。
本講演では、時代の変遷と共に変わるテストについて、"program test"という言葉が出現した1950年代後半から現在に至る背景を考え、ニューノーマル時代を牽引するテストエンジニアに"food for thought"(思考の糧)を提供できればと思います。
辰巳 敬三(ASTER)
1976年、富士通株式会社に入社。ソフトウェア製品検査部門でメインフレームOSの検査、品質保証を担当。
その後、UNIXやPCのソフトウェア製品の検査業務に従事。
2016年の退職後もソフトウェア品質、テスト技術の探求をライフワークとして最新技術の調査研究を続けている。
17:30~18:15 (45分) 6F 中ホール
(JaSST Kansai 実行委員会)
18:15~18:20 (5分) 6F 中ホール
(JaSST Kansai 実行委員会)