3/7(水) 9:45-10:00 (15分)第1会場
(サテライト会場:第2~4会場 ※会場数は変更になる場合があります)
セッション A0
(JaSST Tokyo 実行委員会)
3/7(水) 10:00 ~11:40 (100分) 第1会場
(サテライト会場:第2~4会場 ※会場数は変更になる場合があります)
セッション A1
John Micco(Google)(同時通訳)
We are always working on improving the efficiency of our developers' core workflows by providing better and faster tooling and processes for testing developer code submissions. This talk will describe some of the latest research we are doing on scheduling tests more effectively, reducing costs and handling flaky tests. We are on the cusp of dramatically reducing our costs while still finding faults inserted during development in a timely fashion.
Google社ではリリース前のテストに対し、より優れた、より迅速なツールとプロセスを提供することにより、開発工程の生産性を改善させることに常に取り組んでいます。
この講演では、次の課題を解決する最新の研究内容についてお伝えします。
これらを実施することで、コストを劇的に削減すると同時に、開発中にバグが埋め込まれた場合、直に発見することができるようになります。
John Micco 氏(Google)
John Micco is a senior manager at Google focusing on the internal Continuous Integration Testing and Continuous Deployment systems.
He has been working in the software industry for 30 years and working on CI / CD solutions for the last 12 years.
3/7(水) 13:10-14:40 (90分)第1会場
セッション A2
モデレータ:
鈴木 里惇(LINE)
パネリスト:
浅黄 友隆(ヒューマンクレスト)
柿崎 憲(サイバード)
川﨑 久美(mixi)
鶴岡 洋子(ユニファ)
山口 真央(ヒューマンクレスト)
山本 久仁朗(アカツキ)
山本 健(mixi)
米山 允章(メルカリ)
「Web Service QA Meeting」はウェブサービスの開発プロジェクトに従事するQAのためイベント(勉強会)です。
今回のWeb.JaSSTでは、当日会場にお越しの皆様や事前にSNSにて皆様のお悩みや課題を募集させて頂き、そのお悩みについてパネラーが真剣に考え、アドバイスを行います。
回答するのは今勢いに乗る若手/中堅QAと、経験豊富なベテランQAで構成する2名1組×4チーム。
激動のウェブサービス業界の中で、皆様が今どういった悩みを抱えているのか…。キャリア、マネジメント、プロセス改善、テスト自動化から給料、ワークライフバランスまでどんな悩みにもお答えします。
その悩みに対して、あの方だったらどう対処するのか。そして一方経験豊富なベテランQAがいま抱えている悩みとは。
現場の生の声を元にカイゼンに向けたヒントとテクニックを探っていただくセッションとなります。
ウェブサービスの開発現場では、スピードとクオリティの両立が求められます。組み込み開発やエンタープライズシステム開発などのドメインに比べて歴史は浅いですが、その分、QA担当者は現場で高い技術と柔軟性を求められます。「Web Service QA Meeting」 では、発表を通して知見をぶつけ合い、シナジーを起こすことで現場の技術向上のヒントを生み出すことを目的としています。
3/7(水) 13:10-14:40 (90分)第2会場
セッション B2
テストプロセス改善研究会
池田 健太郎(SHIFT)
吉澤 麻由(SHIFT)
テストプロセスを改善するための一つに、テストプロセス改善モデルを使った方法があります。2015年にそのモデルの一つであるTPI NEXTの訳書がリリースされたことを契機に、改めて注目されている分野です。しかし、TPI NEXT以外にも様々なモデルが存在しており、それぞれに特徴を持っています。
本セッションでは、まずTPI NEXT、TMMi、ISO/IEC 33063といった様々なテストプロセス改善モデルの概要と特徴を説明します。そして、概観をつかんでいただいた上で、実際にモデルを使った改善活動を進めて行く上で気をつけるべき点などをはじめとした勘所について考察していきます。
なお、本セッションは、テストプロセス改善モデルをこれから始めようと考えている方をメインターゲットにしており、テストの全体像を概観できる(JSTQB Foundation Level相当)ことを想定しています。
3/7(水) 13:10-14:40 (90分)第3会場
セッション C2
五味 悠一郎(日本大学)
本セッションでは、論文を一度も書いたことがない人でも論文が投稿できるように、テストに関係する具体的な事例を挙げながら、初歩から分かりやすく解説させていただきます。JaSSTにおける論文の採択ポイントなどもお伝えする予定です。論文が書けるということは、論理的な分かりやすい文章が書けるということでもあり、日常業務でのドキュメント作成の上達にも繋がります。
3/7(水) 13:10-14:40 (90分)第4会場
セッション D2
伊藤 望(TRIDENT)
ディープラーニングなどの新しいAI技術の登場は、自動テストの世界にどのような影響を与えるのでしょうか。
このセッションでは、AI技術を使った新たなUI自動テストサービス「MagicPod」を題材に、AIを使った自動テストの「今」と「未来」についてお話します。
※JaSST'17 関西の招待講演のコンテンツをアップデートしたものになります。
3/7(水) 13:10-14:40 (90分)第5会場
セッション E2
JaSST'17 Hokkaido 実行委員会
中岫 信(TEF道)
根本 紀之(TEF道)
探索的テストやってますか?上手くできていますか?本セッションはまだ探索的テストに慣れていない人のための探索的テスト講座です。探索的テストってどういうもの?チャーターとは?業務で探索的テストを行っているTEF道メンバーの二人が経験を元にお伝えします。
もちろん座学だけではありません。Webアプリを使って実際に探索的テストをやってみます。実施時の仮説~検証の思考の流れや、狙いどころなども併せて解説します。
3/7(水) 13:00-15:30 (150分)第6会場
セッション F2
和田 卓人(タワーズ・クエスト)
「百聞は一見に如かず」といいます。テスト駆動開発(TDD)を理解するには、実際に行っているところを見るのが一番です。
本講演では、ライブコーディングによるデモを通じて TDD の実際の姿をご覧頂き、その後に演習として実際にテスト駆動開発のステップを追体験して頂きます。
3/7(水) 15:10-16:10 (60分)第1会場
セッション A3
モデレータ:
佐藤 了一(ベリサーブ)
パネリスト:
伊藤 由貴(ベリサーブ)
白川 亮太(ベリサーブ)
曽我 達朗(ベリサーブ)
蛭田 恭章(ベリサーブ)
テストの現場では毎日さまざまな事が起こります。
テストチームは日々それらに立ち向かい、また目の前の事だけではなく長期的な活動もしていかないとテストを成功に導くことはできません。
みなさんの、現場ではそれらがうまくまわせているでしょうか?
今回は、さまざまなコンテキストを持つ現役バリバリのテストリード達をパネリストに集め、テスト専門会社のテストリードがどのようにテストチームを率いて、どのようにプロダクトの品質を守り、自分をそしてチームを成長させていくのかについてディスカッションしていきたいと思います。
テストエンジニアとして成長したい方、テストチームをリードしている方、これからテストチームをリードしていく方、テストの現場が大好きな方は、是非会場で一緒に考えていきましょう。
3/7(水) 15:10-16:10 (60分)第2会場
セッション B3
松木 直之(富士通)
現場ではまだまだうまくいっていないテストの自動化。「何が自動化されるのか?」「自動化する目的は何なのか?」単にツールを使いこなすだけでは成功しないのが現実だ。
富士通の標準開発基盤INTARFRMでは上流工程の設計情報を中心としたSDLC全体の自動化の流れの中でテストの自動化を実現している。上流工程とテストの関係、つなぐことの重要性をINTARFRMの取り組み、事例を交えて紹介する。
3/7(水) 15:10-16:10 (60分)第3会場
セッション C3
天久 慎介(テクマトリックス)
もはや、当たり前となっているテスト自動化。多くの開発現場で取り入れられていますが、その一方で、運用にうまく乗らない、思ったほど効果が感じられない、といった声も多く聞きます。これはどこに問題があるのでしょうか?多くのお客様から伺った失敗例を基にテスト自動化の秘訣をご紹介します。
3/7(水) 15:10-16:10 (60分)第4会場
セッション D3
佐藤 博之(SHIFT)
近年、様々な業界において開発期間の短期化やコスト削減などが要因で、プロジェクトが炎上してしまうケースが数多く存在しています。その影響は、企業はもちろん技術者個人にまで及び、その後のビジネスに対するインパクトも測り知れません。プロジェクトの炎上は、決して対岸の火事ではありません。
本セッションでは、燃え始めてしまったプロジェクトに、テストフェーズから参画した弊社の経験や知見をもとに、炎上させないための予防方法から、燃え始めの初期段階で手を打ち鎮火する方法、そして燃えてしまったプロジェクトを消火する方法についてお話しさせていただきます。
3/7(水) 15:10-15:40 (30分)第5会場
セッション E3
田中 康博(MathWorks Japan)
複雑化が増す一方のソフトウェアに対する検証において、静的解析は欠かせないプロセスである。静的解析のメリットを最大限にするには有効なレビュープロセスが必要であり、解析結果のレビュー方法やチーム間で情報共有をする手法の効率化が求められている。本セッションは静的解析ツールPolyspaceの紹介とその解析結果のレビュープロセスにおける「効率化」と「自動化」をテーマとする。
3/7(水) 16:50-18:20 (90分)第1会場
セッション A4
事例紹介:
岡崎 一洋(サイボウズ)
矢引 達教(サイボウズ)
モデレータ:
天野 祐介(サイボウズ、Agile Japan 実行委員)
今村 博明(Agile Japan 実行委員長)
和田 憲明(Agile Japan 実行委員)
Agile Japan 実行委員の天野です。こんにちは。最近はアジャイル開発がトレンドですね。みなさんはうまく適応できていますか?
このセッションでは、Agile Japan 実行委員会とともに、弊社事例を題材に、アジャイルなQAプロセスについて学びましょう。
サイボウズの開発プロセスは、長年ウォーターフォール型でした。今は、多くのチームがスクラムに移行しつつあります。
本セッションでは、サイボウズがどのようにQAプロセスをスクラムに適応させたのか、事例を交えてご紹介します。
あわせて、スクラムに移行する際に必要となる組織やプロセスの変化と、移行の過程で発生する問題や疑問を取り上げ、Agile Japan 実行委員会と一緒にグループワーク形式で考えてみましょう。
3/7(水) 16:50-17:30 (40分)第2会場
セッション B4-1
林 祥一(IVIA)
3/7(水) 17:30-18:20 (50分)第2会場
セッション B4-2
市村 研吾(オムロン)
テスト対象である産業用画像センサは機能が開発毎に増加し、そのテスト規模も増大している。
テスト規模の増加に対応するために、テスト対象に詳しくない担当者がテストすることがあり、不具合修正後の確認内容の抜け漏れ、仕様か不具合かの切り分けの効率低下を招いている。
JaSST'17 Tokyoでは、その対策と実施にあたって工夫した点を紹介した。
今回は、JaSST'17 Tokyoでの発表内容と施策の現状、不具合再発防止の取り組みの実施状況を紹介する。
3/7(水) 16:50-17:35 (45分)第3会場
セッション C4-1
熊川 一平(NTTデータ)
ヒューリスティックな探索的テストにおいて、テスターがパフォーマンスを発揮するにはどうすればよいでしょうか?
それを考えるには、人がどのように物事を捉え、記憶を巡り、思考を深めていくのか、といった人の思考プロセスに着目する必要があります。
本発表では、物語論やナラティブアプローチといったキーワードから、人間の思考プロセスに親和性の高いテストの指示方法について、検討した結果を報告します。
3/7(水) 17:35-18:20 (45分)第3会場
セッション C4-2
吉川 努(ベリサーブ)
どれだけ質の高いテスト設計を試みようとも設計したテストケースでは発見できずテスト実行者が起因となって発見される不具合がある。テスト実行者によって発見された不具合は、その傾向を分析し、プロジェクト期間中にテストケースを改善する必要がある。この不具合分析にNGTを応用した。本発表ではテスト観点を導出するための記法であるNGTをどのようにして不具合分析に応用し、テストケースの改善につなげたかを紹介する。
3/7(水) 16:50-18:20 (90分)第4会場
セッション D4
阪上 直樹(セガゲームス)
ゲーム開発では、テストプレイやツール使用中等、様々な状況でログが発生します。
本セッションでは、「龍が如く6 命の詩。」の開発期に発生するデバッグログ(Printf出力したものやゲームプレイログを含む)を、オープンソースの組み合わせ(Fluentd + Elasticsearch + Kibana)により収集・蓄積・分析し、オートテスト(自動プレイテスト)、Jenkins、Redmine等と連携することで、開発とテストのコストを削減し、ゲームの品質や面白さの向上につなげた事例についてご紹介いたします。
※本セッションは、CEDEC 2017の講演内容をベースに、最新タイトルでの活用事例を加えた完全版になります。
3/7(水) 16:50-18:20 (90分)第5会場
セッション E4
岡田 雄介(JaSST東海実行委員会)
林 宏昌(JaSST東海実行委員会)
森 貴彦(JaSST東海実行委員会)
やの よしを(JaSST東海実行委員会)
「ますます高度化するシステムやソフトに対して、我々テスト現場のエンジニアはどのように立ち向かっていけばよいのか?」様々な現場で直面しているこの問題を解決するに当たり、テストチームの現状を把握し、何が不足しているのかそして何を準備すればよいのかを見極めることは非常に重要です。
本セッションでは、現場主導(ボトムアップ)によるテストチームの現状把握やプロセス改善の方向性検討において強力な武器となるTPI NEXTについて、その概要を紹介するとともに、架空のテストチームを題材としたスキル評価(現状把握)をグループワークにて実施していただきます。
ワークを通じて実際に手を動かしてもらうことで、いざTPI NEXTを現場に導入する際の足掛かりを得ていただければと思います。
「TPI NEXT ビジネス主導のテストプロセス改善」
https://www.amazon.co.jp/dp/490401930X/
3/7(水) 15:50-18:20 (150分)第6会場
セッション F4
安達 賢二(HBA)
水野 昇幸(TOC/TOCfE北海道)
「未来予想図」を用いて、先行き不透明な状況でもメンバーで先を予測しつつ成果に繋げるための「計画」及び「ふりかえり」手法を学びます。
継続的かつ効果的な改善を続けるためのチームマネジメント、リスクマネジメントの手法を体験しましょう!
2017年に2回開催して「自身で考える強いチームが出来そう」「仕事に活用したい」という意見を頂いているワークショップのテスト版となります。
テストに対するチーム活動を疑似体験しながら学習します。
3/7(水) 15:50-18:20 (150分)第7会場
セッション G4
井芹 久美子(JSTQB技術委員会)
JSTQB Advanced Levelテストアナリストのシラバス(一部)と関連する話題について解説します。
ドメイン分析をはじめとするテスト技法やテストプロセスなどを取り上げる予定です。ワーク付きで、手を動かして学んでいただきます。
対象のシラバスは、以下リンクで公開されているものです。
https://jstqb.jp/syllabus.html
このシラバスには、ソフトウェアテストのトピックが体系的にまとめられており、JSTQBを受験しない方でも学習に活用できます。
受講条件はありません。JSTQB Advanced Levelに関心をお持ちの方はもちろん、JSTQBはよく知らないけれどソフトウェアテストのスキルを延ばしたい、という方も歓迎です。
※JSTQBの公認研修ではありません。
3/8(木) 10:00-11:30 (90分)第1会場
セッション A5
柿崎 憲(サイバード)
長谷川 聡(ベリサーブ)
町田 欣史(NTTデータ)
湯本 剛(ASTER)
本セッションでは、テストマネジメントの経験が豊富なエンジニアをお迎えして、現場でよくあるいくつかの状況において、彼らがどのようにテストマネージャとしての決断を行うのかをお見せします。
講演者は、それぞれエンタープライズ系のテスト、組み込み系のテスト、Web系のテストの経験のあるエキスパートですので、それぞれのシチュエーションで決断のタイミング、決断に至るために集める情報、決断に至るまでの振る舞いをディスカッションします。
概念的なテストマネジメントの知識から、具体的なテストマネージャの立ち回りについて学びたい方にオススメします。
3/8(木) 10:00-11:30 (90分)第2会場
セッション B5
川口 順央
ソフトウェア開発には多くの人が関わります。開発者、QA、エンドユーザ、サポート、営業、経営者など。多くの人が関わるプロジェクトにとって、「何をつくるのか?」が共有できていることはプロジェクトを成功に導く大きな要素のひとつです。仕様は、その「何をつくるのか?」を明確に説明するものです。
しかし、仕様の重要性を理解していても、仕様を書くことは簡単ではありません。どの範囲まで書けばいいのか、どの詳細度で書けばいいのか?書いたものは正しいのか?などの疑問が挙げられます。
本講演では、こういった疑問に答えます。
ケーススタディを通して仕様の書き方の具体例を示しながら疑問を解決していきます。ケーススタディのプロジェクトは新規開発ではなく、既存システムへの機能追加という設定にしました。さらに既存システムについては仕様書がない、とします。こういう状況からでも仕様を書きはじめる方法、書いた仕様を活かす開発の仕方を説明します。本講演で学んだことを活かせば、明日から仕様書を書くことができます。
仕様の書き方に困っている人、チームが何をつくるのかうまく共有できていない人、テストケースをつくるときに仕様がなくて困っている人などに聞いていただければ、明日の開発をより生産的にするヒントが得られるでしょう。
3/8(木) 10:00-10:45 (45分)第3会場
セッション C5-1
明神 智之(日立製作所)
機械学習を用いたAI搭載システムの開発では、従来の開発で培ってきた検証手法を直接的に活用できないことが課題である。本発表では、機能安全規格の考え方をAI搭載システム向けに応用するアプローチを示す。また、具体的な検証手法としてニューラルネットワーク向けのカバレッジテスト手法を提案する。さらに、それらの手法に対する社会的な合意形成の必要性についても述べる。
3/8(木) 10:45-11:30 (45分)第3会場
セッション C5-2
安達 賢二(HBA)
TPI Nextを活用してテストプロセス改善に挑もうとするチームリーダとその側面支援者の取り組みを通じて、プロセスモデルが持つ特徴から当初導入した際につまずく可能性がある事項とその打開策を明確にする。
そしてプロセス改善に取り組みながらTPI Nextの理解度を向上させ、段階的に活用度合いを深める基盤づくりの一例を示す。
3/8(木) 9:00-11:30 (150分)第4会場
セッション D5
モデレータ:
山本 久仁朗(アカツキ)
チューター:
岸 康司(ゲームテスト研究会)
西 康晴(電気通信大学)
吉澤 智美(日本電気)
ゲームテストの世界へようこそ。
「ゲームテスト研究会」では、JaSST'16 Tokyoで「三銃士モデル」を提案した後、実際のコンテンツを用いてテスト設計&プロセス&成果物への適用を検討してきました。
ゲームアプリは、「娯楽」「エンターテーメント」の要素が強く、機能性・使用性等と同等かそれ以上に、快感性・快適性等のユーザー感情に関連する品質を重要視する必要があります。「ユーザー感情」というテスト観点を用いることによって、テスト結果をより意識したテスト設計を行なえることがわかってきました。これはゲームテストの世界だけでなく、サービスを提供するソフトウェアのテスト全般に応用できると我々は考えています。
本セッションでは、「三銃士モデル」の要である「コンテキスト」「世界観」「実装」「ユーザー感情」のそれぞれについて解説します。また、実際のゲームアプリを使って、特に「ユーザー感情」を使用したテスト分析・設計を体験していただきます。
対象者:ソフトウェアテストを行ったことのある人(初心者歓迎)
3/8(木) 10:00-11:30 (90分)第5会場
セッション E5
パネリスト:
辰巳 敬三(ASTER)
松尾 和昭(クックパッド)
山口 鉄平(ヤフー)
司会進行:
松木 晋祐(ベリサーブ)
海外でもソフトウェアテストに関する多くのカンファレンス、国際会議が開催されています。本セッションでは、全体を俯瞰しつつ、実際に参加されたかたのレポート、および多数の海外エンジニアと今現在働いてるテストエンジニアからみた技術動向、体験談を語っていただきます。海外のテスト技術動向に明るいパネリスト同士のショート・ディスカッションにもご期待ください。
3/8(木) 10:00~12:50 (170分)第7会場
セッション G5
John Micco(Google)(逐次通訳)
Using the recently released open source data set from our ICSE paper from 2016, and using a Google BigQuery repository, this hands-on lab will show you how to use our results to identify test flakiness with only the Pass / Fail results as recorded in the dataset. It will also discuss and explore other correlations that we identified in our data. It will stress the importance of recording Pass / Fail results from all continuous integration test executions, and how that data can lead to practical impacts.
本チュートリアルでは、2016 年 ICSE 論文で使用され先日リリースとなったオープンソースのデータセットと Google が提供する BigQuery リポジトリを用いて、OK / NG の結果のみが記録されたデータセットからテストの不安定性 (test flakiness) を読み解く方法を、演習を交えながら紹介します。 また、データから読み取れるさまざまな相関性を考察するとともに、あらゆる継続的な統合テストの実行結果から得られる OK / NG の結果を記録することや、そのデータが実際に及ぼす影響の重要性について説明します。
※本セッションはグーグルアカウントを使用して実習を行います。
受講される方はノートPCをご持参ください。
事前に参加申し込みをされた方は事務局からのメールをお読みください。
3/8(木) 11:50-12:50 (60分)第1会場
セッション A6
安藤 太介(ベリサーブ)
プロセスの品質(プロジェクトの品質)を扱う「PMOサービス」の内容をご説明致します。
PMOという言葉は一般的になりましたが、その捉え方はさまざまであり、役割、業務内容は曖昧になりがちです。組織改善に必要なPMOのあり方、人物像、育成観点についてお話させていただきます。
べリサーブの取り組むPMO業務やマネジメント業務に興味のある方には特におすすめです。
3/8(木) 11:50-12:50 (60分)第2会場
セッション B6
松木 直之(富士通)
現場ではまだまだうまくいっていないテストの自動化。「何が自動化されるのか?」「自動化する目的は何なのか?」単にツールを使いこなすだけでは成功しないのが現実だ。
富士通の標準開発基盤INTARFRMでは上流工程の設計情報を中心としたSDLC全体の自動化の流れの中でテストの自動化を実現している。上流工程とテストの関係、つなぐことの重要性をINTARFRMの取り組み、事例を交えて紹介する。
3/8(木) 11:50-12:50 (60分)第3会場
セッション C6
飯山 正史(テクマトリックス)
APIはIoTやFintechなどのデジタルビジネスを展開する上で欠かせない技術である。本講演ではAPI化の計画から公開までのAPIライフサイクルにおいて、その中でも特にAPIのテスト自動化とAPIを利用するアプリケーションのテストにおけるサービス仮想化の利点をご紹介する。
同テスト手法は既存のエンタープライズシステムのマイグレーションや追加開発、およびAPI化案件などでも効果を発揮する。
3/8(木) 11:50-12:50 (60分)第4会場
セッション D6
山下 裕晃(SHIFT)
脇坂 雅幸(SHIFT)
市場が激しく変化し、ビジネスモデルや技術が短期間で陳腐化する昨今、IT業界では変化に対応する手段としてDevOpsというキーワードが話題になっています。しかし、「欧米の先進的な企業が取り入れて成功した」「リリーススピードがあがるらしい」など様々な情報が耳に入り、「DevOpsツール」と呼ばれるものも多く出回る一方、多くの企業がその本当の効果や課題、導入を開始する具体的な方法などが分からず、導入に踏み切れていないのが現状です。
本セッションでは、QAの立場から企業のDevOps導入を支援し、QCDの底上げに貢献する私たちが、これまでの挑戦や失敗とその対策、今後の取り組みまでお話しいたします。
3/8(木) 11:50-12:20 (30分)第5会場
セッション E6
登壇者調整中(JSTQB技術委員会)
森 龍二(翻訳WG)
JSTQBでは、Advanced Level Syllabus (2012) Technical Test Analyst(TTA)とAgile Tester Extension Syllabusの日本語翻訳版をリリースします。Agile Tester Extension Syllabusは、有志のWGにより翻訳された初めてのシラバスです。
リリースにあたり、各シラバスと翻訳WGの取り組みも合わせてご紹介します。
また、ISTQBサイトにてGlossaryの検索が可能になっています。こちらも使い方などご案内いたします。
3/8(木) 14:20~15:50 (90分)第1会場
(サテライト会場:第2~4会場 ※会場数は変更になる場合があります)
セッション A7
柴田 芳樹(ソラミツ)
ソフトウェアのテストは、時代ごとに変遷してきています。たとえば、1980年代や1990年代であれば、ソフトウェアのテストといえば、全体を結合して手作業でテストするとか、(単体)テストコードを書いたとしても、開発者が手作業で実行した後、保守されることなく捨てられるというものです。それに加えて、インテグレーションも「ビッグバン・インテグレーション」が普通に行われ、製品リリース作業はすべての開発の最後に行われるというものです。
2000年代になると、「アジャイル開発」の登場により「ペアプログラミング」や「テスト駆動開発」が紹介され、「継続的インテグレーション」が登場し、自動実行される単体テスト・インテグレーションテスト、システムテストの導入が始まりました。それらをきちんと取り入れたソフトウェア開発組織では、それまでとは全く違ったソフトウェア開発が行われるようになっています。さらに今日では、「継続的デリバリー」ということで、リリース作業までも一環して行うようになってきました。
このような開発手法は、うまく導入されれば1990年代とは全く違うソフトウェア開発を可能としており、高品質なソフトウェアの開発が可能となります。しかし、一方で、このような開発は、従来の「開発部門」と「テスト部門」という関係ではうまく運用できません。さらに、ソフトウェアエンジニアにも、高いテスト設計能力やAPI設計能力が求められるようになっています。
本セッションでは、講演者が経験したソフトウェア開発を振り返り、テスト手法がどのように変遷し、そこで得られた教訓を話します。そして、今後のソフトウェア開発組織がどうあるべきかや、開発部門とQA部門との間でどのような協業が求められるかについて考えてみます。
柴田 芳樹 氏(ソラミツ)
1959年生まれ。九州工業⼤学情報工学科で情報工学を学び、1984年同大学大学院で情報工学修士課程を修了。パロアルト研究所を含む米国ゼロックス社での5年間のソフトウェア開発も含め、Unix(Solaris/Linux)、C、Mesa、C++、Java、Goなどを用いたさまざまなソフトウェア開発に従事してきた。現在は、ソフトウェア設計コンサルタントとして、ソフトウェア開発、教育、コンサルテーションなどに従事している。2000年以降、私的な時間に技術書の翻訳や講演なども多く行っている。
著書・翻訳
3/8(木) 16:00~17:40 (100分)第1会場
(サテライト会場:第2~4会場 ※会場数は変更になる場合があります)
セッション A8
モデレータ:
荻野 恒太郎(楽天)
パネリスト:
John Micco(Google)
天野 祐介(サイボウズ)
松尾 和昭(クックパッド)
山口 鉄平(ヤフー)
近年、「アジャイル」「自動テスト」といったキーワードがテスト業界でも盛んに議論されるようになった。
開発のスピードや市場リリースまでのリードタイムの改善など、従来のテストを越えた役割がテスト活動に期待されてきている。
生産性と品質の両立を目指し、継続的テスト、テストの自動化、スクラムチームでのテスト活動といった新しい取り組みが様々なチームで実施され、国内外のカンファレンスで発表されている。
一方で、そういった新しいテストの現場の実態は、体系的に教科書などで語られておらず、まだまだ見えていないことも多い。
例えば、「自動テストの保守性」や「Flaky Test」は非常に話題のトピックだが、実際どういった取り組みを各社実施しており、どの程度まで解決しているかなど意外と知られていない。
また、アジャイルテストにおけるドキュメント管理方法やリスクベースドテストとの融合など、あまり盛んに議論されていないトピックの中にも、これから導入を検討しているチームにとって役立つ話題もある。
今回のクロージング・パネルでは、日本・海外のカンファレンス等で発表している各社をお招きし、新しいテストの現場の取り組みのリアルについて迫る。
3/8(木) 17:40~18:00 (20分)第1会場
(サテライト会場:第2~4会場 ※会場数は変更になる場合があります)
セッション A9
(JaSST Tokyo 実行委員会)
3/7(水) 18:40~