セッション 0
(JaSST Hokkaido 実行委員会)
セッション 1
セッション 2
熊川 一平(NTTデータ)
探索的テストは、非常に効率の良いテスト手法として知られていますが、一方では、属人性が高い、仕様に対しての網羅性を担保できない。などといった声もよく聞きます。
私の所属するようなSIerは、受託開発が主なビジネスであり、テストでは納品先であるお客様に対しての説明責任があります。
一見すると、探索的テストとSIerは相容れないようにも思えます。
本セッションでは、私がなぜSIerで探索的テストを推進するに至ったか、社内外でどんな課題があり、どう対応してきたか
私のこれまでのエンジニア人生を通じて経験・学習してきたことを通じて、深いところからお伝えしようと思います。
また、近年のR&D成果であるSONAR Testingや、今目指していることなどもご紹介します。
熊川 一平(NTTデータ)
株式会社NTTデータ 技術革新統括本部 システム技術本部 生産技術部 ソフトウェア技術センタ
大規模金融機関向けシステムにて数年間システム開発を経験。その後、現組織にてテストプロセス改善やテスト自動化の研究開発、技術支援に従事。現在はテストプロセスにとどまらず、ソフトウェア開発サイクル全体を通してイノベーションを起こすための活動を担当。
社外講演、記事執筆なども行う。JaSST Tokyoでは2度のベストスピーカー賞を受賞するなど、ソフトウェア品質、ソフトウェアテストに関する受賞歴多数。
セッション 3-1
常盤 香央里(グロース・アーキテクチャ&チームス)
改善活動が大事だということは誰もが知っているが、実際に改善活動を継続的に行えているかというのは別の話である。
「日々のテスト消化に追われて、改善活動に着手できていない」「問題は見つけていて対処するアイデアはあるが実現に至っていない」といった状況はないだろうか。
改善活動を行う最初の一歩は「改善活動の時間を確保する」ことでも「大きな改善目標を立てる」ことでもない。チームが「改善のサイクルを身につける」ことで「改善活動が当たり前に行えるチームになる」ことである。本当にやるべき最初の一歩について紹介する。
また、この一歩は、テストチーム外への波及効果を生む。例えば、「開発チームはアジャイル(スクラム)開発にシフトしてレトロスペクティブをやっているけれど、テストチームはステークホルダーとして呼ばれるだけで蚊帳の外」といった状況の改善にもつながる。
セッション 3-2
波平 晃佑(宇宙航空研究開発機構)(※)
梅田 浩貴(宇宙航空研究開発機構)
植田 泰士(宇宙航空研究開発機構)
片平 真史(宇宙航空研究開発機構)
※登壇者
システムの異常時振る舞いのテストとして「シナリオテスト」が行われる。シナリオテストを効果的に実施するためには、上位仕様(例:ユースケース記述)だけでなく、SW詳細設計に含まれる異常発生条件や異常対処条件も考慮する必要がある。また、異常時のシナリオは動作環境や多コンポーネントの入出力関係などの3つ以上の発生条件の組み合わせにより発生する場合もある。それらを考慮した場合シナリオテストの条件組み合わせは膨大となる。本発表では、過去の欠陥情報と分析ビューを使うことで、異常時のシナリオテストとして考慮すべき発生条件の識別と組み合わせ方法、適用事例を紹介する。
セッション 3-3
佐藤 祥平(NTTデータ)
画像認識方式のGUI操作自動化ツール「SikuliX」を用いてE2Eレベルのリグレッションテストを自動化を実施した。
SikuliXのスクリプト作成においては、pythonコーディングとマッチング画像作成が必要となるが、コーディングスキル面での要員不足によって、生産性・品質の低さが課題となった。それに対して、「キーワード駆動テストに基づくSikuliXスクリプト自動生成の仕組みの構築」や「画像認識方式に対する動画を用いたスクリプト開発の考案」等により、課題を解消した事例について紹介する。
セッション 4
玉木 康雄(玉翠園)
一般社団法人エゾシカ協会
「美味しくいただくためのハンティング」
http://yezodeer.org/library/archives/deerhunt/tamaki/001.html
玉木 康雄(玉翠園)
セッション 5
(JaSST Hokkaido 実行委員会)
[写真]左:JaSST'20 Hokkaido 北海道会場にて / 右:JaSST'20 Hokkaido 東京会場にて
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