セッション 0
(JaSST Hokuriku 実行委員会)
セッション A1
平鍋 健児(永和システムマネジメント)
ソフトウェア開発手法としてメインストリームになってきたアジャイル開発。
本講演では、デジタル時代にマッチしたこの手法の背景を説明し「スクラム」を例に、チームづくりを中心に、技術的特徴、事例、について、やさしく解説します。また、急速に発展したデジタルコミュニケーションについても考えたいと思います。
平鍋 健児(永和システムマネジメント)
株式会社永和システムマネジメント代表取締役社長、株式会社チェンジビジョンCTO、Scrum Inc. Japan 取締役
福井での受託開発を続けながら、オブジェクト指向設計、組込みシステム開発、アジャイル開発を推進し、UMLエディタastah*を開発。
現在、国内外で、モチベーション中心チームづくり、アジャイル開発の普及に努める。
ソフトウェアづくりの現場をより生産的に、協調的に、創造的に、そしてなにより、楽しく変えたいと考えている。
2009 年から12年開催している、アジャイルジャパン初代実行委員長。
著書『アジャイル開発とスクラム』(第2版)、翻訳『リーン開発の本質』、『アジャイルプロジェクトマネジメント』など多数。
セッション A2
久連石 圭(東芝)
レビューは、品質と生産性を向上するために、多くの組織で実施していると思います。しかし、「仕様の説明会になってしまい、欠陥の指摘ができない」や「リーダーしか発言せず、指摘する人が偏る」などの課題もあります。
講演では、これらレビューの課題への取り組みと改善結果をお話しします。改善というとプロセスを作ったり、教育をすることが多いですが、形骸化してしまい定着しないこともあります。定着を目指すために、開発者と改善担当者が一緒になって【寄り添って】取り組んだ事例をご紹介します。レビューの効果・効率を上げる方法や、改善の取り組み方を考えるきっかけになればと思います。
久連石 圭(東芝)
株式会社東芝 ソフトウェア技術センター ソフトウェアエンジニアリング技術部 スペシャリスト
東芝に入社後、ソフトウェアのテスティング、プロセス改善、品質保証の研究と製品部門への展開に従事。現在はAIを活用したシステムの品質保証や機能安全規格向けのプロセス整備などシステム品質に関する研究を進め、東芝グループ内への展開を進めている。
セッション A3
熊川 一平(NTTデータ)
探索的テストは、非常に効率の良いテスト手法として知られていますが、一方では、属人性が高い、仕様に対しての網羅性を担保できない。などといった声もよく聞きます。私の所属するようなSIerは、受託開発が主なビジネスであり、テストでは納品先であるお客様に対しての説明責任があります。一見すると、探索的テストとSIerは相容れないようにも思えます。
本セッションでは、私がなぜSIerで探索的テストを推進するに至ったか、社内外でどんな課題があり、どう対応してきたか、私のこれまでのエンジニア人生を通じて経験・学習してきたことを通じて、深いところからお伝えしようと思います。また、近年のR&D成果であるSONAR Testingや、今目指していることなどもご紹介します。
熊川 一平(NTTデータ)
株式会社NTTデータ 技術革新統括本部 システム技術本部 生産技術部 ソフトウェア技術センタ
大規模金融機関向けシステムにて数年間システム開発を経験。その後、現組織にてテストプロセス改善やテスト自動化の研究開発、技術支援に従事。現在はテストプロセスにとどまらず、ソフトウェア開発サイクル全体を通してイノベーションを起こすための活動を担当。
社外講演、記事執筆なども行う。JaSST Tokyoでは3度のベストスピーカー賞を受賞するなど、ソフトウェア品質、ソフトウェアテストに関する受賞歴多数。
セッション B1
ASTER講師:
秋谷 勤(東海ソフト)
大段 智広(テスト設計コンテスト実行委員会)
吉澤 智美(日本電気)
みなさんはテストをどのように行っているでしょうか?与えられたテスト仕様書に従って手順やデータを用意し、手を動かして結果の確認を淡々と行うこと、と思っていませんか?テスト仕様書に従ってテストしたのにバグが流出してしまったという苦い経験はありませんか?テスト仕様書が何をどのように確認したいかということを表現しているか考えたことはありますか?
このようなテストの悩みや困りごとから脱却するためのチャレンジとして NPO 法人ASTER ではテスト設計コンテストを開催しています。
>昨年のJaSST北陸で行ったチュートリアルでは、テストの現場の状況を踏まえ、テスト全体を俯瞰する為の入り口としてどうしたらよいかといったことを解説し、簡単な演習を実施しました。今回のチュートリアルは、前回よりもさらに俯瞰する範囲を広げて、テスト全体を構造化し、テストアーキテクチャを設計するメリットを解説します。また、テストアーキテクチャ設計の入り口を体感するための簡単な演習も行います。
本チュートリアルではテストを始めて少し経験を積んだ人を対象としていますが、参加資格に制限はありません。
なお、本チュートリアルは昨年のJaSST'21北陸で実施したテスト設計チュートリアルとは内容が異なりますので、前回のチュートリアルの受講を前提としていません。テスト担当者となってどのようなテストをしたらよいか迷っている方、テストについて今一度学び直したい方、多くのみなさんの参加をお待ちしています。
対象者
本講演/チュートリアルの目的
必須環境
個人ワークの実施のため、以下のツールをご準備できる環境をご用意ください。任意環境
また、質疑応答、および、成果物共有を希望される方には、以下のいずれかの環境をご用意ください。時間 | カテゴリ | 内容(予定) |
---|---|---|
14:30~14:50 (20分) | 導入 |
1.はじめに |
14:50~15:30 (40分) | 講義&ワーク |
5.テストアーキテクチャとは |
15:30~15:40 (10分) | <休憩> |
|
15:40~16:20 (40分) | 講義&ワーク |
7.テストアーキテクチャの作り方(2)
|
16:20~16:30 (10分) | <休憩> |
|
16:30~16:50 (20分) | 講義&ワーク |
ワーク解説 & 参加者フィードバック |
16:50~17:00 (10分) | まとめ |
さらなるレベルアップのために |
17:00~17:10 (10分) | Q&A |
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秋谷 勤(東海ソフト)
組込みソフトの開発に従事。主にアーキテクトを担当。
近年品質保証に携わり、開発の視点と品質保証の視点を行き来しながら良い開発を目指している。
JASAアジャイル研究会(2013年~)
テスト設計コンテスト東海審査員(2016年~)
大段 智広(テスト設計コンテスト実行委員会)
普段の業務では、ソフトウェアテストコンサルティング、自動E2Eテスト/開発支援ツール導入支援に従事。過去にはテスト設計コンテスト(`16~`18)に参加。テスト設計コンテストU30審査委員/実行委員、JSTQB技術委員。JSTQB認定Advanced Level テストアナリスト、テストマネージャ。
吉澤 智美(日本電気)
普段の業務では、全社のソフトウェア品質向上のための各種活動に従事。テスト設計コンテストでは第一回より審査委員を務める。現在、NPO法人ASTER副理事・テスト設計コンテスト担当理事。JaSST北陸アドバイザ、JSTQB運営委員・技術委員。そのほかテストに関するカンファレンス等運営に携わっている。
セッション 4
(JaSST Hokuriku 実行委員会)
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