akiyama924(秋山 浩一)
講師プロフィール
2021年4月30日に36年間勤務した某メーカーを早期退職。前職ではソフトウェアテストのコンサルティングを16年実施。残りの20年(1985-2005)は、SEサポート(5年)、プログラマー(6年)、テスター(9年)を実施。
著書に『ソフトウェアテスト技法ドリル』など。ASTER理事。博士(工学)を50歳の時に取得。
https://note.com/akiyama924/
セッションの内容
秋山さんのトークはアウトプット(ブログを書く)を「習慣にする」ためにどのような動機付けを行い、何を期待するのかというテーマだった。「読者の誤読を防ぐ」ために「括弧を多様したり」「助詞・接続詞を補う」ことに注力しているという。「文章を読みやすくする=指摘を受けやすい」ということであり、また学習になるのでありがたいという言葉が印象的だった。
まつ(松谷 峰生)
講師プロフィール
2010年、中国大連の企業に入社しソフトウェアテスト知識ゼロからQA組織立ち上げ。
組織立ち上げを通してテスト設計や技法、マネジメントの知識を習得する。
2013年日本に帰国しゲーム、WebApp、スマートフォンアプリ、スマートスピーカー、不動産ポータルの品質保証に携わる。
他、2019年、2020年に神奈川工科大学、日本工学院専門学校でワークショップと座学の講義担当。
普段は新人さんからわかるソフトウェアテスト解説マンガ「テスターちゃん」を描いている。
趣味はゲーム作りやモノ作りと最近はYouTuber。
テスターちゃん【4コマ漫画】:
https://testerchan.hatenadiary.com/
セッションの内容
まつさんの著作『テスターちゃん』同人誌は4,000部以上を売り上げているそう(同人誌としては驚異的な部数)。まつさんのこれまでのキャリアで「ちょっとやってみるか」という決め台詞で法人立ち上げまでに至る流れをお話しいただいた。
小さな頃にお母さまからよく言われていた「面倒くさいと思ったら死になさい」という言葉が原動力になっているとのことで、参加者からも感嘆の声が漏れていた。
kz_suzuki (鈴木 一裕)
講師プロフィール
電機メーカーで、業務システムやソフトウェア製品の開発QAに従事。
2010年頃にソフトウェアテストのコミュニティに参加するようになり、テストの面白さにはまる。
訳書に『システムテスト自動化標準ガイド』。
「ソフトウェアの品質を学びまくる2.0」:
https://www.kzsuzuki.com/
セッションの内容
元々プレゼン好きだというkzさん。「ブログというアウトプットがあると、"恥をかきたくない"という思いでアウトプット活動を続けていける」という「恥駆動」についてお話いただいた。「生煮え・未熟な内容であっても皆の議論の土台(叩き台)になることに意味がある」という考えで最初から完璧なものを出そうとせず、「効率よく恥をかく」ことが大切という意見だった。
最後に「気軽に情報発信しよう!」とメッセージもいただいた。
Q. アウトプットが仕事に活きたことは?
kz_suzuki:
仕事で読んでほしいものを自分で書いていたりするので、そのまま仕事に活きていたりする。また、自分が書いた記事と気づかれずに社内で共有されていたりすると嬉しくなる。
akiyama924:
自分のnote IDとほしいキーワードをGoogle検索すると自分の記事が出てくるので、仕事に役立ったりする。
まつ:
当初は前職の新人教育の内容をテスターちゃんに書いたりしていた。読み返して研修に活用したりしている
Q. これからブログを書いてみようとしている方へアドバイスをお願いします
akiyama924:
完成度にこだわらない、ためらわないこと
書くのが苦手ならブログにこだわらなくてもいい(JaSST nanoなど登壇の場もある)
kz_suzuki:
こんなこと調べてみました、くらいのメモのような記事から始めればいい
書くことが思いつかなければ目次が決まっている内容からだと入りやすい
まつ:
考え過ぎると公開できなくなるので、思い立った勢いのまま行動すればよい