JaSST Review'22-レポート

JaSST
JaSST Review'22

JaSST Review'22 レポート

※本レポートは、都合により写真・資料を公開していないものもございます。あしからずご了承下さい。

はじめに

セッション 0

はじめに

写真:実行委員長 風間 裕也 氏

(JaSST Review'22 実行委員会)

講演1

セッション 1

The secrets of effective collaboration
「うまくコラボレーションするためのヒミツ」

Matt Wynne(SmartBear)
※同時通訳

セッションの内容

Software systems are built by many people working together. The quality of those systems is an expression of how effectively those people collaborate: a team that's working in harmony can create software that's a delight to use, but people who are bored or stressed will produce a system that's full of defects and frustrates its users.

Matt Wynne has spent his career coaching software organizations, and in this talk he'll share his insights about what makes for great collaboration, and thus great software. He'll talk about Example Mapping, a simple technique for breaking down problems on your team's backlog into clear, unambiguous, testable examples. He'll show how you can turn those examples into automated specifications, written in any spoken language, including Japanese!

He'll talk about pair and ensemble pair programming, test-driven development (TDD), continuous delivery and trunk-based development.

You'll leave this talk inspired to share these secrets with your team.

ソフトウェアシステムは、たくさんの人の協力により作られます。そしてソフトウェアシステムの品質は、人々がどれだけコラボレーションしているかを表しています。つまり、調和の取れたチームは、使うのが楽しいソフトウェアを生み出せます。一方、退屈したりストレスを感じたりしている人々のチームは、欠陥だらけのシステムを作り、ユーザーを苛立たせます。

私は、ソフトウェア組織のコーチングにキャリアを費やしてきました。今回の講演では、何が優れたコラボレーションを実現するのか、加えて、優れたソフトウェアを生み出すためにはどのようにすれば良いのかについての洞察をお伝えします。その際、「実例マッピング」のお話をします。「実例マッピング」は、チームのバックログの問題を曖昧にせず明らかにして、テスト可能な例に分解するシンプルな手法です。また、手法の例から自動化した仕様に変える方法を示します。この方法は、日本語を含むあらゆる言語で書かれています!

今回の講演では、ペアプログラミング、アンサンブルペアプログラミング(モブプログラミング)、テスト駆動開発(test-driven development, TDD)、継続的デリバリー、トランクベース開発についても話します。

この講演によって、コラボレーションするヒミツについてチームに共有したくなることでしょう。

講師プロフィール
写真:Matt Wynne 氏

Matt Wynne(SmartBear)

Matt was lucky enough to start programming in the mid 1980s when his dad brought home a BBC Micro from work.

He's been making a living as a programmer since the late 1990s, and started trying to sneak agile practices into his work ever since he discovered the C2 Wiki in 2001. He was once fired for doing test-driven development, because he was "going too slow".

In 2008 he joined the fledgeling Cucumber open source project, and in 2011 the first edition of The Cucumber Book, co-written with Aslak Hellesøy, the creator of Cucumber.

In 2013 he founded Cucumber Limited together with Aslak and Julien Biezmans. They grew this consulting and training business to around $1.5m turnover, training thousands of people around the world in Cucumber and Behaviour-Driven Development (BDD), adding Seb Rose and Steve Tooke then Dr. Sal Freudenberg as partners.

Matt developed the practice of Example Mapping whilst training a team in St. Louis, Missouri.

In 2019 Cucumber was acquired by SmartBear and Matt now works for them as full-time lead of the Cucumber Open source project. He's currently focussed on finding ways to tackle the structural sexism and racism in open source.

He lives in the mountain town of Nelson, BC in Canada with his wife Anna and kids Rufus and Torben. He enjoys backcountry skiing, trail running and woodworking.

 

Matt は、1980年代半ばに父親が仕事からBBC Micro(コンピュータの一種)を持ち帰ったことをきっかけに、プログラミングを始めました。

1990年代後半からプログラマーとして生計を立てており、2001年にC2 Wikiを見つけて以来、自分の仕事にアジャイルのプラクティスを取り入れ始めました。テスト駆動開発(test-driven development, TDD)を行った際に「遅すぎる」という理由で解雇されたこともありました。

2008年には、立ち上がったばかりのオープンソースプロジェクトだった振る舞い駆動開発 (Behaviour-Driven Development, BDD)フレームワークのCucumber projectに参画し、2011年には、Cucumberの生みの親であるAslak Hellesøyと共著で書籍『The Cucumber Book』第1版を出版しました。

2013年に、Aslak、Julien Biezmansと共にCucumber Limitedを設立しました。世界中の何千人もの人々に向けてCucumberとBDDのトレーニングを行い、コンサルティングおよびトレーニングのビジネスを約150万ドルの規模にまで成長させました。その後、Seb Rose、Steve Tooke、Sal Freudenberg博士をビジネスパートナーとして迎えました。

また、ミズーリ州セントルイスでチームをトレーニングしながら、実例マッピングのプラクティスを発展させました。

2019年にCucumberはSmartBearに買収され、Mattは現在、フルタイムでCucumberオープンソースプロジェクトのリーダーとしてSmartBearで働いています。また、構造的な性差別と人種差別にオープンソースを通じて対処する方法を模索しています。

Mattは、妻のAnna、子供のRufusとTorbenと一緒に、カナダのブリティッシュコロンビア州ネルソンの山間の町に住んでおり、そこでバックカントリースキー、トレイルランニング、木工を楽しんでいます。

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セッション 2

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セッションの内容

JaSST Review'22 に協賛を頂いているスポンサー企業のセッションです。

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セッション 3

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セッションの内容

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ワークショップ

セッション 4

「レビューでは何を確認するといいのかな?
さまざまなレビューの意図を整理して確認事項を明らかにしてみよう!」

安達 賢二(HBA)

セッションの内容
当ワークの背景

ソフトウェア品質管理(SQiP)研究会「ソフトウェアレビュー」のアドバイザー等を通じて、数十年にわたるさまざまなレビュー研究結果や蓄積されたノウハウが実務であまり活用されていない実態を危惧しています。その普及やレビューの体系化を目指してJaSST'22東京でのレビューワークを皮切りに「ソフトウェアレビュー勉強会」を運営しています。

https://softwarereview-studygroup.connpass.com/

今回のワークはこの活動の一環で実施します。
ぜひ一緒に議論し、考え、手を動かしてみましょう!

ワークの進め方
  • ワークショップは参加者と見学者に分かれて実施します。
  • ワーク参加の際は、Google Meet及びMiroを利用して進めます。
  • ワーク見学者は、Zoomに接続して見学します。Miroの閲覧も可能ですが、必須ではありません。
ワークショップ参加者への諸注意
▽当日必要なもの
  • PC(要インターネット接続)
  • Googleアカウント
▽接続環境
  • Google Meet及びMiroに接続できる環境である必要があります。
▽事前準備

当日のワークの前に、簡単な事前準備が必要となります。
事前準備の内容は登録いただいた方に別途ご案内いたします。

講師プロフィール
写真:安達 賢二 氏

安達 賢二(HBA)

株式会社HBA エグゼクティブ・エキスパート

システム思考を基盤にした自己組織化・共創促進プログラムSaPIDにより、個人・チーム・組織(実務層、管理層、経営層など)が持つ暗黙知の見える化、相互認識共有による問題・課題発見解決〜共創コンサルティング、トレーニングを実施している。

https://www.softwarequasol.com/about-us/

主な活動:

  • ソフトウェアレビューシンポジウム(JaSST-Review)実行委員
  • ソフトウェア品質管理(SQiP)研究会「ソフトウェアレビュー」アドバイザー
  • JaSST nano お世話係軍団
    など

主な著書・訳書:

  • 「ソフトウェアプロセス改善手法SaPID入門」日科技連出版社
  • 「SEC BOOKS プロセス改善ナビゲーションガイド」シリーズ(計4冊:共著)

講演2

セッション 5

ワークショップの振り返りと解説

クロージングセッション

セッション 6

クロージングセッション

(JaSST Review'22 実行委員会)

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