セッション0
(JaSST Hokkaido実行委員会)
セッション1
細谷 泰夫 (三菱電機)
セッションの内容
皆さんは、ご自分が関わっているプロジェクトや組織において、現状を改善したいと考えておられるでしょうか?
もし何かしらの改善を行おうとすると、現状行っていることに対して変化を起こす必要があります。
何か新しいことをやる場合もありますし、現在行っている何かをやめる場合もあります。
変化を起こすということは良いことばかりではありません。「現状より悪くなる」「時間と労力をかけた割に、良くならなかった」という結果も考えられます。
このような結果になってしまうことを恐れて変化を起こすことに躊躇してしまうこともあるのではないでしょうか?
タイトルにある「実験的アプローチ」とは、変化の対象となる初期のスコープを極小にすることによって、変化の結果を評価しながら、スコープを広げるべきか、軌道修正すべきか、元に戻すべきかを判断する漸進的な改善のアプローチです。このアプローチにより、変化のリスクを抑制しながら効果的な改善を実施し、その成果を早期に享受することが可能となります。
しかし、このアプローチを採用するチームには、頻繁な変化を受け入れ、実践し、評価するという態度が必要です。
本セッションでは、漸進的な改善のアプローチである「実験的アプローチ」とそれを可能とするチーム作りについて紹介します。
講師プロフィール
三菱電機 通信機製作所
通信システムにおけるソフトウェア開発に従事。アジャイル開発は 2003 年から取り組んでいる。
レビューやソフトウェアテストにも関心を持っており、コミュニティを中心に活動している。
2008年 翔泳社「JUDEで学ぶシステムデザイン」
2013年 ソフトバンククリエイティブ「わかりやすいアジャイル開発の教科書」(共著)
セッション2-1
和田 浩一 (東京エレクトロン)
鳥本 明男 (メルコ・パワー・システムズ)
セッション2-2
セッションの内容
ポスターセッションではスポンサー様のブース、 道内コミュニティ活動の紹介ブースがあり、展示/プレゼンを行います。
【出展企業・団体】(敬称略)
セッション3-1
セッションの内容
【ビブリオバトルとは】
お気に入りの本を持ち寄って、その面白さについて5分程度でプレゼンテーションし合い、どの本が一番読みたくなったかを参加者の多数決で決定する書評イベントです。 本で得た発見を他の人に伝え、それを聞いた人がその本を読むことでその人なりの発見を得て、更にそれを自分の言葉で伝えていくという知識の伝播を目的としています。
【ビブリオバトルの流れ】
【司会進行・運営】
小野寺 瑠依 (ビブリオバトル室蘭)
土田 健斗 (ビブリオバトル室蘭)
【チャンプ本】
「Design Rule Index(第2版)」 William Lidwell, Kritina Holden, Jill Butler(著)
鈴木 淳司 (Agile札幌)
【書籍名、戦人】
山下 拓矢 (日本ナレッジ)
発表概要
フィクションですが、辞書作り仕方を通して、あきらめないことや、モチベーションの維持の方法、チームワークなど実際のソフトウェア開発の現場に通ずるところが多いので、そのあたりをわかりやすく、かつ、大胆に発表できればと考えています。
鈴木 淳司 (Agile札幌)
発表概要
鶴谷 俊之 (日本アイビーエム・ソリューション・サービス)
発表概要
近年、話題の関数型言語。興味はあるけど、どこから手を付けたら良いかわからないという方に、この本をオススメしたいと思います。関数型言語、Haskell、そしてこの本そのものの良さについて伝えられたらと思います。
伊藤 いづみ (トラスティア)
発表概要
怒りというのは誰にでもある感情です。良くないとは思っていても毎日忙しく働く中で怒りやイライラが生まれ、時には人にぶつけてしまい、自己嫌悪に陥ることはありませんか。もし、毎日をイライラせず穏やかな気持ちで過ごせたらどんなに素晴らしいでしょう。
古くから伝わる禅語と共に怒りを手放す為のヒントをご紹介したいと思います。
藤田 将志 (TEF道)
発表概要
明確に伝わる文章を書くための文章技術について話します。情報過多の現代社会において日々時間に追われる社会人が、情報、すなわち「事実」と「意見」を効率的に正しく伝えるのは、「うまい文章(名文)」ではなく「伝わる文章(明文)」である。ということをご紹介します。
セッション3-2
ASTER(ソフトウェアテスト技術振興協会)
【審査委員】
審査委員長:西 康晴
審査委員:テスト設計コンテスト担当チーム
[写真]左:高木 / 中:岡 / 右:西
【最優秀賞】 TEAM Chobi
【出場チーム】
UEDA PROJECT
TEAM Chobi
セッションの内容
テスト設計コンテストの北海道地区予選。
この予選を勝ち抜いた1チームがJaSST'14 Tokyoでの本戦に進みます。
昨年、北海道代表チームが全国準優勝となったのもすでに過去のこと。
出場チームが、漏れ、ダブりのない、より優れたテスト設計とは何か?を考え抜き、日夜奮闘した結果をここで発表し、審査します。
それぞれの出場チームが、あらゆるテスト技術を駆使したテスト設計バトルをご堪能ください。
なお、予選出場チームのテスト設計結果は当日会場内にて掲示します。ぜひご覧ください。
【参考】
テスト設計コンテスト'14の詳細は、こちらをご覧ください。
「ASTER-テスト設計コンテスト」
https://aster.or.jp/business/contest.html
セッション4-1
TEF道 (TEF北海道ソフトウェアテスト勉強会)
森崎 修司 (静岡大学)
[写真]左:上田 / 中:森崎 / 右:ワークショップの模様
セッションの内容
皆さんの組織ではプロジェクトのメトリクスを、テストを含む開発プロセスに上手に活用できていますか?
このワークショップでは以下の方を対象にしています。
当ワークショップでは、典型的なメトリクスの読み取り方についてのアンチパターンに気をつけながら、開発プロセスの例として「テスト計画」にフォーカスを当てて、メトリクスの読み取り方とプロジェクトへの活かし方を実践していただきます。
皆さんが現場に戻って、現場の悩みを解決する方法として「メトリクス活用」への一歩を踏み出す際の手助けになれば幸いです。
セッション4-2
講師:松木 晋祐 (ACCESS)
アシスタント:後藤 香織 (ベリサーブ)
セッションの内容
システムとテストカテゴリにおいてどこをどのように自動化したらよいかといった自動化戦略の考え方について演習を通じて学んでいただきます。
さらに、自らが検討した自動化を実際に行った場合に、テストプロセス全体でどんなコストが増減するのか、それは技術で克服可能なのかを成果発表を通じて議論していきます。
講師プロフィール
株式会社ACCESS 業管理室 技術戦略課 課長
組み込みブラウザのテスト担当、マネジメントを経て本社研究開発部門の品質保証セクションの再構築及びそのフレームワーク開発を担当。
現在、同本社品質保証/開発プロセス責任者。ソフトウェアを楽しく素早く創るための最重要技術としてソフトウェアテストを学ぶ。
著書に『Androidアプリテスト技法(共著)』がある。
NPO法人ソフトウェアテスト技術振興協会(ASTER)会員
JaSST Tokyo実行委員
テスト自動化研究会(STAR)主査
セッション5
森崎 修司 (静岡大学)
セッションの内容
ソフトウェア開発は個別性が高く、技法や技術がもたらすメリットは個々の開発の状況や背景(コンテキスト)に依存します。ある開発において、非常に大きなメリットが得られたからといって別の開発においても同じ程度に得られるとは限りません。
本講演では、講演者が取り組んでいる実証的ソフトウェア工学の分野で議論されているコンテキストを紹介します。コンテキストとともに技法や技術がもたらすメリットを考えることが、苦手な技法や技術を克服すべきか、タイミングが来るまで待つべきかを判断することにつながることをアジャイル開発、メトリクスといった身近な例を示しながら解説します。
講師プロフィール
静岡大学 大学院情報学研究科 准教授
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科にて博士号を取得後、情報通信企業において自社サービス・プロダクトの企画、開発、運営にプロダクト責任者として従事。奈良先端科学技術大学院大学研究員、助教として、文部科学省リーディングプロジェクト「e-society基盤の統合開発」、経済産業省「先進的ソフトウェア開発プロジェクト」においてソフトウェア品質、実証的ソフトウェア工学、ソフトウェア計測を研究の柱とし、研究成果を業界へフィードバックすることをミッションの1つと位置づける。Working Group of International Research Cooperation on Software Inspections Co-chair, The ACM / IEEE International Symposium on Empirical Software Engineering (ESEM 2009~2013) Program Committeeをはじめとして8件の国際委員、情報処理学会論文誌編集委員、ソフトウェア品質シンポジウム2012, 2013実行委員長をはじめ15件の国内委員を務める。日経SYSTEMS,@IT(アットマーク・アイティ)にてソフトウェアレビューの連載記事を執筆
セッション6
(JaSST Hokkaido実行委員会)