セッション 0
(JaSST Tokai実行委員会)
セッション 1
辰巳 敬三 (ASTER)
セッションの内容
ITによるビジネス変革がCIやDevOpsの技術により加速的に進展している中、この加速度を損ねないためのソフトウェアテストの自動化技術が重要になっています。
一方、コンピュータソフトウェアの歴史においては、それ自身が効率化の道具として生み出されたという背景もあり、比較的早く1960年代初めには自身の機能を活用したテスト自動化の論文が発表されています。
また、私がソフトウェア検査部門で仕事を始めた1970年代には既にテストの自動化やツール開発はテスター(検査部門)の役割の一つとなっていました。
テスト自動化は古くて新しい課題と言えそうです。
本講演では、テスト自動化の歴史を振り返りながら、テスト自動化やテストツールの全体像について理解を深めることを目指します。
また、最近の海外の情報についても出来るだけお伝えし、現在及びこれからのテスト自動化を考えるみなさんの参考にしていただこうと思います。
講師プロフィール
1976年、富士通株式会社に入社。ソフトウェア製品検査部門でメインフレームOSの検査、品質保証を担当。その後、UNIXやPCのソフトウェア製品の検査業務に従事。
1999年に現場は離れたがソフトウェアの品質、テストの技術の探求をライフワークとして研鑽を続けている。
著書など:
セッション 3
セッションの内容
ポスターセッションではスポンサー様/一般参加者による、品質向上、生産性向上、組織改革などの展示、コミュニティ活動の紹介などを展示/プレゼンを行います。
富士通
ベリサーブ 中部事業部 中部営業課
JSTQB(NPO法人ASTER)
残田 晋 (楽天トラベルサービス・開発部 Quality Assuranceグループ マネージャー)
Sky
柏原 一雄 (デンソークリエイト アトリエ21)
良知 敦 (魅力品質勉強会)
河野 智弘 ((ソフトウェア技術者のための)データ分析勉強会)
岡内 佑樹, 近美 克行 (バグ票ワーストプラクティス検討プロジェクト)
やの よしを (JaSST東海)
TPI NEXT勉強会 (TEF東海)
セッション 4
小井土 亨 (OSK)
セッションの内容
現在の多くのシステムは、継続的に機能拡張を行うことが求めらています。
このような開発では、拡張後に拡張前の機能が正しく動作するか確認する必要があります。
当然、チェッキングを素早くそして効率的に行うことが求められます。
解答のひとつとして、システムレベルのテスト自動化に対する要求が高まっています。
しかし、現状システムテストの自動化は必ずしも導入できているとは言えません。
パッケージ開発で、システムテストを自動化してきた経験を基に、
デモを交えてシステムテストを自動化するポイントを解説します。
講師プロフィール
日本科学技術連盟 SQiPソフトウェア品質委員会委員
日本科学技術連盟 ソフトウェア品質シンポジウム委員会委員
日本XP(eXtreme Programming)ユーザグループ 運営スタッフ
ソフトウェア品質知識体系ガイド -SQuBOK Guide-(第2版) 策定部会メンバー
30年以上、PC上の業務パッケージソフトを開発。主に、情報系及び基幹系の基盤開発を担当。
2007年頃から本格的にシステムテストの自動化に取り組み、社内ツールの開発や自動テスト運用環境の構築を行っている。
現在、月間数千から数万のテストケースの実行を支援している。
セッション 5-1
JaSST Tokai実行委員会
セッションの内容
本セッションでは、現場でのテスト自動化における課題やメリット/デメリット、取り組む際の留意事項や鉄則について、 申込時にお答えいただいたアンケートの結果や基調講演/特別講演の内容を踏まえつつ、 グループディスカッション形式で参加者のみなさま/実行委員メンバで議論します。
「現場でテストの自動化に取り組みたいけど、何から始めればいいの?/何に気を付ければいいの?」、
「周りの現場ではどのくらい進んでいるの?/どんなテストを自動化しているの?」、
「本当にテスト自動化って必要なの?/どんなメリットがあるの?」等々、
テスト自動化に関する様々な疑問について、何らかのヒントが得られることと思います。
これからテスト自動化に取り組もうと考えている方から既に現場で導入されている方まで、 「JIDOKA GO」なみなさまのご参加をお待ちしています。
セッション 5-2
柏原 一雄 (デンソークリエイト)
セッションの内容
皆さんの現場で、ソフトウェア欠陥の情報は、蓄積・活用されていますでしょうか?
「情報を蓄積してはいるが、欠陥の混入・流出を防止するために、有効活用はできていない」という現場は、多いのではないでしょうか?
本SIGでは、『欠陥モデリング』という手法を使って、欠陥情報を活用する方法を体験・議論いたします。
講師プロフィール
2000年 (株)デンソークリエイト入社。
カーナビゲーションの開発支援ツールの開発、SQA・SEPG・教育業務等を経て、車載基盤ソフトウェア開発に従事している。
Automotive SPICE Provisional Assessor資格を保有。
2014年度SQiP研究会「第7分科会 欠陥エンジニアリング」参加。
セッション 5-3
森 貴彦 (JaSST Tokai実行委員会)
林 宏昌 (JaSST Tokai実行委員会)
セッションの内容
昨今、テスト自動化が広まっていますが、自動化に取り組む前に、テストチームの現状を把握し、必要な準備をすることが第1歩です。
今回、テストチームの健康診断ということで、TPI NEXTを使って、現状を把握してみましょう。
実際に、自動販売機メーカのテストチームを題材にして、TPI NEXTでの評価を体験します。
グループワークを通じて、TPI NEXTの内容を吟味することで、今後のテスト改善のヒントを共有しましょう。
講師プロフィール
森 貴彦
TEF東海、自動車関連会社勤務のソフトウェアエンジニア。プロセス改善部隊に所属。
組込みのソフト開発プロセスを改善しながら、社内のテスト初級者向け教育も実践中。
TEF東海では、TPI NEXTの勉強会に参加しています。
林 宏昌
TEF東海、自動車関連のソフト開発に所属し、現在、テストの自動化を担当。
TEF東海では、TPI NEXT勉強会を今年の春から、1~2ヶ月に1回のペースでおこなっています。
TPI NEXTのワークショップは今回、初挑戦!お手柔らかによろしくお願いします。
セッション 5-4
小池 利和 (ヤマハ)
セッションの内容
テストエンジニア等の品質に携わる者として、欠陥の検出は重要なミッションであることは疑う余地はありません。
ですが、本当にそれだけで他社に勝てるもの作りができるでしょうか?
答えは巷のヒット商品を見れば明らかです。
つまり、これからは製品の魅力品質も評価できるようにならなければなりません。
製品の魅力品質には様々な要素がありますが、特にユーザビリティはソフトの寄与が大きく、ソフト品質に携わるエンジニアにはもっと関心を持ってもらいたいです。
まずはユーザビリティテストを体験することで、製品の魅力向上に貢献できる喜びを実感しましょう!
講師プロフィール
SEPG、SQAとしてソフトウェア開発現場の品質改善活動後、電子楽器品質部門で魅力品質評価の仕組み構築などに従事。
著書に『データ指向のソフトウェア品質マネジメント』(2013年日経品質管理文献賞受賞)、『ソフトウェアメトリクス統計分析入門』。
社外活動として、日科技連SQiP研究会委員長、同研究会メトリクス演習コース主査、SQiP運営委員、2014年よりTEF東海魅力品質勉強会を主催。
https://sites.google.com/site/attractivequalityworkshop/home
セッション 6
(JaSST Tokai実行委員会)
セッション 7
セッションの内容
本セッションでは、シンポジウムの講演者やSIGリーダー、参加者と意見交換できる場を設けます。
シンポジウムで疑問に感じたことを講演者にぶつけたり、気づきを参加者同士で共有したり、自由に場を活用してください。
情報交換会は、少人数(10人程度)でテーブルを囲み意見交換をします。
初参加の方からも「気軽に質問できた」「楽しく意見交換できた」とコメントがあり、毎年好評です。
シンポジウムの締めくくりとして、ぜひご参加ください!