セッション 0
(JaSST Tokai 実行委員会)
[写真] 左:オープニングタイトル / 右:実行委員長
セッション 1
平鍋 健児(永和システムマネジメント)
海外ではソフトウェア開発手法としてメインストリームになってきたアジャイル開発が、日本でも活発に導入されるようになってきました。本講演では、DX(Digital Transformation)時代にマッチしたこの手法が現れてきたビジネス的背景を説明し、「スクラム」を例にした技術的特徴、事例、トヨタ生産方式を起源とするLean との関連などについて、やさしく解説します。また、これまで日本での実践が遅れてきた理由、打ち破るべき障壁についても議論したいと思います。
平鍋 健児(永和システムマネジメント)
株式会社永和システムマネジメント代表取締役社長、株式会社チェンジビジョンCTO。
福井での受託開発を続けながら、オブジェクト指向設計、組込みシステム開発、アジャイル開発を推進し、UMLエディタastah*(旧JUDE)を開発。
現在、国内外で、モチベーション中心チームづくり、アジャイル開発の普及に努める。
ソフトウェアづくりの現場をより生産的に、協調的に、創造的に、そしてなにより、楽しく変えたいと考えている。
著書『アジャイル開発とスクラム~顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント』、翻訳『リーン開発の本質』、『アジャイルプロジェクトマネジメント』など多数。
セッション 2
今回、JaSST'18 Tokai に協賛を頂いているスポンサー企業のセッションです。
スポンサー様による品質向上、生産性向上、組織改革などのプレゼンをしていただきます。
SHIFT
富士通
ベリサーブ 中部事業部 中部営業課
JSTQB技術委員
Sky
デンソークリエイト イオタ推進部
セッション 3
ポスターセッションではスポンサー様/一般参加者による、品質向上、生産性向上、組織改革などの展示、コミュニティ活動の紹介などを展示/プレゼンを行います。昼休憩より展示しますので是非、ご覧ください!!
SHIFT
富士通
ベリサーブ 中部事業部 中部営業課
森 知行 (Sky)
JSTQB
デンソークリエイト イオタ推進部
オージス総研
組み込みCI W/G
ベクター・ジャパン
オンザロード
テスト設計コンテスト実行委員
JASA アジャイル研究会
セッション 4
吉田 彩奈(楽天)
荻野 恒太郎(楽天)
近年、「アジャイル」「自動テスト」といった新しいキーワードがテスト業界でも盛んに議論されるようになった。
従来の「品質」という価値に加え、「アジリティ」や「生産性」といった価値がテストの現場でも注目され、多くの チームが新しいプラクティスの導入を試みている。
しかし一方で、新しいプラクティスをチームに導入するためには様々な技術的、文化的な課題を乗り越える必要がある。
テスト結果が毎回変わってしまう「Flaky Test」は最もよく知られている技術的な課題の例だ。Flaky Testは多くのテスト自動化の現場で、自動テストの信頼性を損ない導入失敗の原因となっている。また、新しいプラクティスを文化的にチームに根付かせるためには、研修や勉強会といった取り組みも重要となる。
本講演では、JaSST’ Tokyo 2018クロージングパネルでの「アジャイル」「自動テスト」の議論をおさらいした上で、
これらのプラクティスをチームに新しく導入する際の勘所を、技術的、文化的な側面から事例も交えながらご紹介する。
吉田 彩奈(楽天)
楽天 楽天技術研究所
技術推進室
企画・運営管理グループ
テクノロジーカンファレンスやエンジニア研修プログラムの企画・運営を担当。
特にDevOps研修プログラムの立ち上げでは、社内外で40人以上の技術エキスパートを巻き込み、テスト自動化やクラウドなどの研修を20個以上企画した。
研修や技術勉強会の企画を通し、アジャイル、テスト自動化、DevOpsなどの新しいプラクティスを自身も勉強中。
エンジニアの知識や実力に魅力を感じ、交流の場、成長の場を提供することにやりがいを感じている。
荻野 恒太郎(楽天)
楽天 エコシステムサービス部 メンバーシップサービス課
デリバリアンドクオリティグループ マネージャー
属性はマネージメント“も”やるアーキテクト。テスト自動化やインフラ自動化などの技術力とアーキテクチャ設計を武器に、アジャイルやDevOpsなどの新しいプラクティスをチームに導入することを主戦場としている。
また、そこで得た知見をJaSSTやSQiPなどの技術コミュニティや社内の技術研修にフィードバックしたりもしている。
特に、日本の品質改善のアイデアとテスト自動化技術を組み合わせた「継続的システムテスト」を日本から世界に向けて発信していこうと奮闘中。
セッション 5-1
秋谷 勤(テスト設計コンテスト実行委員会)
ソフトウェアテストってどのようにしていますか?
ソフトウェアテストはソフトウェア設計と同じく、要求分析からアーキテクチャ設計、詳細設計、実装を論理立てて設計することによって、効率的で信頼性の高い成果をあげることができます。
このチュートリアルでは、要求分析に焦点を当て、ソフトウェアテスト全体を見直した時、どのようなことを考える必要があるかを解説します。
秋谷 勤(テスト設計コンテスト実行委員会)
組込みソフトの開発に従事。近年品質保証に携わり、開発の視点と品質保証の視点を行き来しながら良い開発を目指している。
JASAアジャイル研究会(2013年~)
テスト設計コンテスト東海審査員(2016年~)
セッション 5-2
柏原 一雄(デンソークリエイト)
HAZOP(Hazard and Operability Study)とは、化学工業,原子力,製鉄などの装置産業で,用いるようになった分析手法である。
J誘導語(guide word)として、無(no)逆(reverse)他(other than)大(more)小(less)類(as well as)部(part of)早(early)遅(late)前(before)後(after)という11語を使って分析することが特徴である。
HAZOPはソフトウェア開発にも適用できることを示した研究などが多数存在しており、機能安全規格IEC61508への対応のためにも利用され始めている。
今回のワークショップでは、組込みソフトウェアの設計書を入力に、HAZOPを用いてリスクを抽出する演習を実施する。
演習を通して得られた経験をもとに、HAZOPを利用するときのポイントを整理し共有する。
また、HAZOPをどのような目的・場面で利用すると効果が出るかを議論する。
※参考文献
柏原 一雄(デンソークリエイト)
株式会社デンソークリエイト 事業推進部 チーフマネージャ
2000年 (株)デンソークリエイト入社。
カーナビゲーションの開発支援ツールの開発、SQA・SEPG・PMOなどを経て、2015年より車載組込みソフトウェア向けの基盤ソフトウェア開発に従事している。
SQiP2017,SQiP2018で、「SQiP Best Paper Effective Award」を受賞。
Automotive SPICE Provisional Assessor資格を保有。
セッション 5-3
鈴木 正人(JaSST Tokai 実行委員会)
先輩から「テストの効率を上げろ」、「テストの網羅率を上げろ」なんて言われたことはありませんか?
効率の良いテストや網羅率の高いテストを行うためにはテスト技法が欠かせません。
さぁ!みんなでテスト技法を勉強し、バグを退治しましょう!!
本チュートリアルでは、ワークやグループディスカッションを通して、代表的なテスト技法の基礎をお勉強します。
簡単なようで奥が深い同値分割
端を狙え境界値分析
複雑な論理の組み合わせにデシジョンテーブル
などなど
何となくテストをしている今の自分から一歩前進してみましょう。
本チュートリアルを通じて、勉強したテスト技法をどんなときに使ったら良いのか語り合ったり、ちょっと背伸びをしてテスト設計について考えてみたり、楽しいひとときを一緒に過ごしませんか?
鈴木 正人(JaSST Tokai 実行委員会)
自動車向け組込みソフトウェア開発を担当。要件定義と受け入れテスト設計を主業務とする。
セッション 5-4
喜田 由伎於(ベクター・ジャパン)
藤田 真広(ベリサーブ)
林 宏昌(組込みCI研究WG)
森 貴彦(組込みCI研究WG)
組込みソフト開発では、制御対象やシステム仕様がどんどん大きく複雑になり、より短納期で開発するために、自動テストの重要性は高まっています。
本セッションでは、システムテスト自動化の基礎から入り、組込み開発におけるテストを自動化する上での難しい点や効果的な進め方などを話し合い、システムテスト自動化を上手にすすめるヒントを一緒に考えます。
喜田 由伎於(ベクター・ジャパン)
自動車業界および関連する業界向けに、システムテストツールの導入支援やソリューションの提案を行なう。
組み込み業界全体でテスト自動化が広まるよう、組み込みCI研究会WGにも所属し自社ツールを用いた継続的インテグレーションやテスト自動化に関する情報を共有している。
藤田 真広(ベリサーブ)
ソフトウェア検証会社勤務のtest engineer 兼 test automator。2010年から車載組込み製品のテストを担当。2014年頃からテスト自動化に関わり始め、現在は、システムテスト自動化環境の提案・構築などに従事。社内のシステム検証研究会に所属し、産学連携でシステム検証手法の整理と体系化を行う。
林 宏昌(組込みCI研究WG)
TEF東海、自動車関連会社のソフト開発に属し、ECUテスト自動化に取り組む。
組み込みCI研究会では、月1回ペースで本の読み合わせを通して、組み込みならではの課題や工夫したことなどを話し合っています。
森 貴彦(組込みCI研究WG)
自動車関連会社勤務のソフトウェアエンジニア。プロセス改善部隊に所属。
組込みのソフト開発プロセスを改善しながら、社内のテスト初級者向け教育も実践中。
組込みCI研究WGに参加し、継続的インテグレーションやテスト自動化を勉強しています。
セッション 5-5
kyon_mm(オンザロード)
アジャイル開発に関していろんなモヤモヤをみんなで話しましょう。
普段なんとなく気になっている方、実践していて悩んでいる方、これから導入したくて悩んでいる方、本JaSSTの講演を聞いて気になってきた方、みなさんで、この場で様々なトピックをだして、グループにわかれて話すOpen Space Technology(OST)という形式ですすめます。
OSTはみんなでトピックをだして、みんなでタイムテーブルをきめる形式のことです。
みなさんでアジャイルについて井戸端会議しましょう。
kyon_mm(オンザロード)
Webサービス、フレームワーク、ライブラリの開発に従事。システムテスト自動化標準ガイド共著。
スクラムを中心としたアジャイルの知見を活用しながら、テストを出来るだけ減らす方法を模索している。
Regional Scrum Gathering Tokyo 2016, 2017, 2018講演。
セッション 6
(JaSST Tokai 実行委員会)
セッション 7
本セッションでは、シンポジウムの講演者、SIGリーダーやワークショップ/チュートリアル講師、そして他の参加者と意見交換できる場を設けます。
シンポジウムで疑問に感じたことを講演者にぶつける、気付きを参加者同士で共有する等、自由に場を活用してください。
情報交換会では、セッションごとに島(テーブル)を設け、講演者/講師を囲んで少人数(10人程度)で意見交換をします。
初参加の方からも「気軽に質問できた」「楽しく意見交換できた」とのコメントをいただいており、毎年好評です。
シンポジウムの締めくくりとして、ぜひご参加ください!
[写真] JaSST'18 Tokai 実行委員
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