セッション 0
(JaSST Hokkaido 実行委員会)
セッション 1
セッション 2
太田 健一郎(スクウェア・エニックス)
"FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE"を初めとしたAAAコンソールゲームタイトルは次世代機に対応するためのプログラミングやアートの複雑化を初めとして、多言語・多文化対応、コンテンツのリッチ化などに伴いこれまでより開発規模がさらに大きなものとなってきています。これに伴いテストコストも増加し、またテストを担当するエンジニアの負担も大きなものとなっています。
スクウェア・エニックスでは、テストコストの削減と手動のテストエンジニアの負担軽減のために、AIを活用した自動テストツールの開発・運用に取り組んでおり、その1つが自動リプレイ、自動探索、自動バグ分類から構成される自動テストツールです。
本自動テストツールは「機械が得意な部分は機械に任せ、手動のテストエンジニアは人間が得意なテストにフォーカスし、最終的にトータルでテストコストを削減する」ことを目的に開発・運用を続けています。
自動リプレイは「通しプレイ」(あるステージや章を始めから終わりまでプレイするテスト)を初めとする常に保証すべきリグレッションテストを繰り返し実行する機能です。
自動探索は自動リプレイを補完する機能で、自動リプレイで記録された以外の場所も含めてステージや章をくまなく探索することで、記録された経路以外の場所で発生するバグを検出します。
自動バグ分類は自動リプレイ、自動探索で検出したバグを、コアダンプ (ゲームが強制終了時に出力するプログラム情報) や自動リプレイの経過情報から構成されるテスト結果とバグ情報から自動でバグを分類、起票するツールです。
本講演では、上記のツールの開発目的、元になる理論 (ランダム性への対処や探索、分類のアルゴリズム) と"FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE"における実際の成果について解説いたします。
また、利便性向上のためのUI/UX改善、各ツールを裏で支えるバックエンド (CIサーバー) の改善も含めて解説いたします。
本講演が聴講者の皆様の自動テストツールの開発・運用やテストプロセスの改善の参考になれば幸いです。
※会場での発表ではなくリモート登壇となります。
太田 健一郎(スクウェア・エニックス)
株式会社スクウェア・エニックス
テクノロジー推進部 AIユニット
AIエンジニア
開発支援ツール、テスト自動化を中心にエンタープライズSIer, Web事業会社、第三者検証会社を経て、2018年8月に株式会社スクウェア・エニックスに入社。AIとコンピュータビジョンを使ったゲームQAの検証支援ツールの開発・保守を担当。
セッション 3A
伊藤 紗慧(Fusic)
吉武 伸泰(Fusic)
私たちは、Webシステムのテストを行うテスト専門のチームに所属しています。
テスト実行する際、2人でペアになってテストをするペアテストを行っています。
ペアテストにはそのペアによって様々なスタイルがあると思うのですが、私たちは「テスト実行担当」と「不具合報告担当」に分かれてテストすることが多いです。この私たちのスタイルを紹介します。
江川 さおり(LOB, Inc.)
10名前後の新規QAチーム立ち上げにおいて、言語の通じないグローバルリモートチームが、いかにしてOne Teamとなったか、の事例をご紹介。
セッション 3B
小島 直毅(リンクアンドモチベーション)
みなさんは、どのようにテストケースを管理していますか?
その管理方法を採用している理由を答えられますか?
例えばプロダクトのリリース初期は、要件を柔軟に変更できるよう、テストケースを細かく管理しすぎないことが多いです。
一方で、プロダクトが発展し、チーム数や機能数が増えると、「テストケースを育てはじめる」時期が訪れます。
急成長したプロダクトの事例から、テストケース管理のあるべき姿を一緒に考えましょう。
島根 義和
社内の課題管理システムのデータを利用して全社横断的にバグ数などのメトリクスを取ろうと試みました。ですが、社内の課題管理システムは複数あるため課題管理システムの外側で実現する必要があります。また、関わるチーム数は10以上あり独立性が高いため、運用ルームもそれぞれです。
これらの課題を乗り越えて課題管理システムのデータ可視化を実現した事例を紹介します。
セッション 3C
太田 健一郎(スクウェア・エニックス)
池田 暁(ASTER)
水野 昇幸(JaSST Hokkaido 実行委員)
ゲーム開発者としても一人のエンジニアとしてもスーパーでスペシャリストである太田さんに、基調講演で語りきれなかった内容、さらに深い技術、その技術が必要なゲーム業界特有の課題や背景等について、フリー&リミットブレイクに語っていただきます。
なお、本議論の相方として、2019年のJaSST北海道基調講演者であり熱心なゲームファンとしても知られる池田さんにもご参加いただき、話を盛り上げていただきます。
ゲームやゲーム業界特有の問題課題、技術の深い内容を時間切れまで語り尽くす、超絶濃い(マニアックな)内容となる予定です。
セッションの行く先は登壇者もわかりません。出たとこ勝負。濃い話に興味がある方はお楽しみに!
※太田さんは会場での参加ではなくリモート登壇となります。また、状況により他の方もオンライン参加となる可能性があります。
「おことわり(重要)」記載のように、以下のような方はついていけない、期待にそぐわない、お楽しみいただけない可能性があります。
該当する方は他セッション参加を強くお勧めします。
セッション 4
セッション 5A-1
(JaSST Hokkaido 実行委員会)
毎年80以上の国から1500人以上のテスターが参加する"テストの現状調査"があります。
このセッションでは2021年最新版のテストの現状調査のダイジェストをお伝えしながら、参加者にインタラクティブにアンケートを取って比較していきます。
世界のテスターはどのように学んでいるのか、世界のテスターの給与、人気のテスト技法なども紹介します。
世界の流れを見ながら、自分達の立ち位置やこれからの方向性を考えていきましょう!
セッション 5A-2
(JaSST Hokkaido 実行委員会)
事前募集されたトーカーによるライトニングトークス。
バラエティに富んだソフトウェアテストの話が聞くことができます。
午後のひとときに好奇心を満たしてみませんか?
吉田 絵理(JaSSTHokkaido 実行委員会)
根本 紀之(JaSSTHokkaido 実行委員会)
長友 優治(クラスメソッド)
川畑 ひとみ(サイボウズ)
岡内 佑樹(feat)
家登 あずさ
松谷 峰生(テスターちゃん合同会社)
セッション 5B
熊川 一平(NTTデータ)
言うまでもなく要件や仕様、ノウハウを残すためにドキュメントを作ることは非常に有益なことです。しかし、ドキュメントを作ることに着目する余り、それらのドキュメントを作成したり、修正したりする工数が肥大化してしまうと元も子もありません。
また、多くの現場では依然としてExcel方眼紙や、PowerPointを使った非効率的なドキュメンテーションが行われています。
本ワークショップでは、MarkdownやPlantUMLといった技術を用いたドキュメンテーション手法と、作ったドキュメントに対する修正などのライフサイクルを体験していただけます。
ぜひご参加ください。
※本ワークショップでは作業用のPCとインターネット接続が必要となります。また、各種必要な環境については後日案内致します。なお、Mac環境でのセットアップ手順についてはフォローしませんのでご自分で対応のほどお願い致します。
※会場での発表ではなくリモート登壇となります。
熊川 一平(NTTデータ)
株式会社NTTデータ
技術革新統括本部
システム技術本部
生産技術部
ソフトウェア技術センタ
大規模金融機関向けシステムにて数年間システム開発を経験。その後、現組織にてテストプロセス改善やテスト自動化の研究開発、技術支援に従事。現在はテストプロセスにとどまらず、ソフトウェア開発サイクル全体を通してイノベーションを起こすための活動を担当。 社外講演、記事執筆なども行う。JaSST Tokyoでは3度のベストスピーカー賞を受賞するなど、ソフトウェア品質、ソフトウェアテストに関する受賞歴多数。
セッション 6
伊藤 幸咲(impサポートセンター)
新型コロナウイルスの流行によって遠隔医療やオンライン診療、コロナワクチンの管理システムなどでIT化が加速されています。IT弱者でも使用できるのはIT業界を支えてくれているシステムエンジニアみなさんのおかげです。
テストを医療に置き換えて考えると、苦痛のとなっている症状の原因を検索し治療すること置き換えられます。腹痛の患者さんに対して、問診や検査などにより原因を絞り込み、腹痛の原因と思われるものを取り除くために薬剤処方や手術などを行う。改善されたかは後日、再受診した際に評価する。というテストを日々くり返しています。原因の中には私の専門分野であるアニサキス症やピロリ菌、腸内細菌と密接な関係のある疾患などがあります。
医療の分野のIT化は今後も進化していくと思いますが、現場からの話を聞いて新たな開発のヒントにつながると幸いです。
伊藤 幸咲(impサポートセンター)
impサポートセンター 代表
取得資格:
職歴・役職:
総合病院で外科系を経験後、手術室に9年間勤務。半年間の教育を受け感染管理認定看護師を取得し、病院の感染管理業務に携わってきました。現在は看護師を続けながら感染予防を必要としているところに届けられる活動をしています。
参加学会:
関連サイト:
セッション 7
(JaSST Hokkaido 実行委員会)
[写真]JaSST'21 Hokkaido 会場にて
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