JaSST'22 Kansai-レポート

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JaSST'22 Kansai

JaSST'22 Kansai レポート

※本レポートは、都合により写真・資料を公開していないもの、当日の説明資料とは内容が異なるものもございます。あしからずご了承下さい。
NPO ASTER 活動報告

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オープニングセッション

セッション 0

オープニングセッション

(JaSST Kansai 実行委員会)

基調講演

セッション 1

「正解がないシステムをテストする」

石川 冬樹(国立情報学研究所)

セッションの内容

AI技術の発展も受け、実世界、つまり人間の活動・社会や、膨大な要素を含む物理環境に深く踏み込むようなソフトウェアが増えていっています。 例えば自動運転やコンテンツ推薦が挙げられます。 こういった実世界に踏み込むソフトウェアにおいては、しばしば出力や挙動の正解がない、あるいは簡単には定められないことがあります(テストオラクルの欠如)。従来も画像処理やシミュレーターなどで同様の問題があり、アプローチが整理されてきましたが、このような「正解がないソフトウェア」に取り組む機会がどんどん広がっています。 本講演では、講演者が企業の方々と取り組んだ複数の事例を紹介し、「正解がないソフトウェア」に対するアプローチについて解説します。

講師プロフィール
写真:石川 冬樹 氏

石川 冬樹(国立情報学研究所)

国立情報学研究所 アーキテクチャ科学研究系 准教授、および先端ソフトウェア工学・国際研究センター副センター長。 電気通信大学客員准教授。ソフトウェア工学、自律・スマートシステムに関する研究教育に従事。 現在は主に産学連携を通し自動運転システムおよびAIシステムに対するテスト生成・要因説明・自動修正・安全性論証などの技術に取り組む。 日本ソフトウェア科学会機械学習工学研究会主査、AIプロダクト品質保証コンソーシアム副運営委員長。

テクノロジーセッション

セッション 2-1

「テクバン品質ソリューション事業紹介」

セッション 2-2

「テスト自動化の属人化を減らすテスト自動化ツールT-DASHのご紹介」

村上 崇(バルテス)

セッションの内容

近年、ビジネスにおいて、競争力強化のためスピードアップと継続性の両立が必要になってきました。
競争力強化のためスピードアップの両立を実現するための手段の1つがテスト自動化になります。
しかし、テスト自動化を導入したものの、テスト自動化が属人化しておりメンテナンスが放置され、いまは自動化したものを使っていないなどの話を よく聞きます。
本セッションでは、属人化を排除し、ちゃんとテスト設計したテストケースを自動化できる、使い続けることができるテスト自動化ツール「T-DASH」をご紹介いたします。

セッション 4-1

「AIプロダクト品質の規格の動向と、これからのシステムテスト」

堀川 透陽(ベリサーブ)

セッションの内容

AIプロダクトのテスト技術は書籍やJaSSTなどシンポジウムの講演を通じて認知が進む一方、実践事例はまだまだ少ないのではないでしょうか。AIの役割が重要度を増して拡がる未来に備え、テストチームがこれから何をアップデートすべきか、品質やデータの視点から、議論が進められているAIの国際規格の動向と合わせて考えていきたいと思います。

セッション 4-2

「高速リリースを支える エムスリーQA チームの取り組み」

窪田 純士(エムスリー)

セッションの内容

品質を高める活動をしたいと思ったときに、どうアプローチすればよいか分からないという状況もよくあると思います。エムスリーQAチームで品質改善活動をするときに、どのようなアプローチ対象の見つけ方や具体的な取り組みをしているのかご紹介します。

セッション 6-1

「やめられないExcel方眼紙 Excelを活用した自動テスト」

秋葉 啓充(SHIFT)

セッションの内容

Excelで設計をしたけど、自動化が諦められずに最後の抵抗をしてみた件。

セッション 6-2

「UiPath で作るテストケース(デモ)」

八波 博和(UiPath)

セッションの内容

直感的なレコーディング機能を中心に、「画面操作手順」、「画面構成要素」、「テストデータ」がそれぞれ疎結合で管理されていることによる画面変更に対する壊れにくさや追従のしやすさを10分間のデモでお伝えします。

事例セッション

セッション 3

「物理シミュレーションソフトウェアのテスト事例」

小川 哲生(JSOL)

セッションの内容

近年、製造業におけるものづくりの現場では、設計開発やその性能評価の手法として、物理シミュレーションの活用が進んでいます。
ここで用いられる汎用的な物理シミュレーションソフトウェアの開発では、多様な解析シーン、対象機器や物理現象への適用を考慮した動作保証が求められ、その複雑さからテストケースの設計や期待値の導出が困難な場合があります。
この発表では、物理シミュレーションソフトウェアの開発に伴うソフトウェアテストの取組み事例についてご紹介します。

講師プロフィール
写真:小川 哲生 氏

小川 哲生(JSOL)

セッション 5

「ゲーム業界でのテスト取り組み事例」

坂浦 智哉(AIQVE ONE)

セッションの内容

ゲームテストの世界は属人化傾向にあり、チェックリストベースのテストやフリーテスト(アドホックテスト)が主流となっています。
このセッションでは、私が関わってきた中でのゲームテストにおいての現状や事例を紹介させていただきます。

講師プロフィール
写真:坂浦 智哉 氏

坂浦 智哉(AIQVE ONE)

ゲームテストに関わって9年目。
テスター、テスト設計、テストリーダーを経て現在はテストマネージャーをしています。
社内ではテスト自動化の取り組み、テスト関連の勉強会、資格取得の推進活動等に関わっています。

招待講演

セッション 7

「『よわよわエンジニア』から『つよつよエンジニア』へ ♪」

山田 一夫(日本ビジネスデータープロセシングセンター)

セッションの内容

近年、サイバー攻撃が増加傾向にある中、WEBアプリケーションの脆弱性を狙ったものも少なくありませんが、みなさんはどのような対策をしていますか?
昨今、ソフトウェア開発におけるテストは、要件定義にある機能や性能における品質保証に着目しており、セキュリティ要件のテストは、専門業者への委託が定番となりつつあります。
セキュリティを含めたアプリケーション開発を行っていく上で、次世代のシステムエンジニアに求められるであろうスキルを現役エンジニア目線で語ります。
また、世界中のホワイトハッカーがバグバウンティを通じて、どのようなテクニックでシステムの欠陥をみつけているのかを具体例を交えてご紹介します。

講師プロフィール
写真:山田 一夫 氏

山田 一夫(日本ビジネスデータープロセシングセンター)

ソフトウェア開発と品質管理の両面からの経験を活かし、炎上プロジェクトの立て直し専門のプロジェクトマネージャとして働き続けたすえに疲れ切ってIT業界を離れ、自然農法を学んで無農薬・無肥料でイタリア野菜を栽培していたところに...。 公的機関の情報漏洩事件をきっかけにセキュリティの世界に呼び込まれ、気が付けば独学でスキルを身につけてサイバーセキュリティ部署を立ち上げ、脆弱性診断を中心に技術習得のためのセミナーを開催中。
Twitter:N30(@NeoGuilde)

クロージングセッション

セッション 8

クロージングセッション

(JaSST Kansai 実行委員会)

JaSST'22 Kansai 実行委員会

写真:JaSST'22 Kansai 実行委員会

[写真]JaSST'22 Kansai 会場にて

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